エッセイ

【ある時間待ってみる力】大江健三郎のエッセイに込められた真意

ノーベル文学賞作家、大江健三郎が亡くなりました。新しく版を起こした著作が次々と出版されています。彼のエッセイが高校1年生用の教科書にありました。ここで紹介させてください。タイトルは「ある時間、待ってみてください」というものです。
学び

【虹の雌雄・蜂飼耳】詩人の持つ独特な感覚をみごとに駆使したエッセイ

国語の教科書に所収されています。難しい話ではありません。しかし、そこから紡ぎ出されるものは豊かで深いです。彼女の詩もあわせてよんでみてください。虹という漢字は雄と雌で違うというユニークな視点でまとめられています。

【美を求める心・小林秀雄】美しさがわかるとはどういう意味なのか

小林秀雄の評論はどれも難解です。けっして難しい言葉を使っているワケではありません。しかしその内容は実に深みがあり、含蓄に富んでいます。美しいとはどういうことなのか。それをじっくりと考えてみた文章です。味わってみてください。

【字のない葉書・向田邦子】父親の愛情を澄んだ目で捉えた好エッセイ

向田邦子の名エッセイ『字のない葉書』は中学2年生の教科書に載せられています。学童疎開をさせた1番下の妹は子供なので文字も書けません。つらい思いをしないようにと、父親はたくさんの葉書を持たせます。その結果はどのようなものだったのでしょうか。
学び

【小論文・随筆】エッセイを題材にした課題文は構成を読み取ろう!

小論文の課題の多くは評論文です。しかしそれ以外にも随筆などから出題されるケースもあります。一見、サラッと書いてあるため、ポイントを掴み取るのが大変です。キーワードを探してください。それさえうまくいけば、共感を補足していくといい文になります。