本質

学び

【思考の本質・ひらめき】論理力と思考力は全く別物という厳粛な事実

思考力と論理力を一緒に考えてしまっている人がいます。この両者は本来、全く別のものです。思考力は一種のひらめきです。それを筋道たてて結論にまで至らせるのが論理力なのです。この違いをきちんと自分のものにしておくことです。
学び

【知ることの本質】絶対的真実は信仰の領域にしかない【バカの壁】

解剖学者、養老孟司氏の『バカの壁』が出版されたのは今から20年前です。大変なベストセラーになりました。この本の中で著者は幾つかの大切な事実を伝えています。それは絶対的な真実を捕まえるということは、ほぼ不可能だということなのです。
小論文

【小論文・トレードオフ】問題の意味を掴むのが最初の関門【慶応SFC】

2022年度、慶応大学SFCの小論文は難問でした。トレードオフについての基本概念から始めて、それぞれの場合の問題点を探るというものでした。新しい時代の考え方です。全く知らない内容でも、その場で論点を整理する頭の柔らかさが必要です。
学び

【自由の本質】誰からも必要とされない人間ほど寂しいものはない

自由の本質はどこにあるのか。これはとても難しい問題です。毎日好きなだけ寝ていられるフリーターが本当に自由なのか。通勤電車に揺られて会社へ運ばれるサラリーマンが自由なのか。その答えを出すことは至難なのです。
小論文

【小論文・自由の本質】社会との関わりの中で喜びを得る自在感とは

小論文のテーマとして、「自由」はよく出題されます。内容がさまざまに分岐しているからです。どのような形でも論述することが可能なのです。ここでは対立構造のハッキリしている文章をとりあげました。それだけに内容を正確に読み取らなければいけません。
学び

【子供と玩具】遊びの本質はどこにあるのかを考える【想像力の価値】

子供と玩具について考えてみましょう。どんなおもちゃでも子供は喜びます。しかししばらくすると飽きてしまうタイプのものと、ずっと遊んでいるものとに分かれてきます。それはなぜなのでしょう。そこに謎がありました。想像力の価値です。
ノート

【ワキは旅人】本質を分けるという意味の語源に能の醍醐味を見た

能を見たことがありますか。シテとワキが作り出す夢幻の世界です。笛、太鼓、鼓の音を聞くだけで650年の昔にひきずりこまれていきます。古典の勉強をしておくと、なお一層内容が理解できます。シテの役割とは何か。少し考えてみましょう。
ノート

【落語は音楽】裏拍でリズムをとりながら音と言葉で異次元に誘い込む

落語はやはりライブが1番です。場の雰囲気は映像では捉えきれません。噺をするというのはリズムとメロディを自分のものにしなければできません。微妙な間が演者によって全く違うのです。これだけは幾ら稽古をしてもその人独自のものが出てきます。
小論文

【小論文・自由の本質】キーワードを設定し賛否を明確にして文を書く

小論文の問題を考えましょう。テーマは自由の本質です。どこからでも書けそうですが、やってみると、難しいです。筆者のエッセイがあるので、核になるところを切り取りましょう。それに対して賛否を明確にしていけば、わかりやすい文章になります。

【西行と文覚・光と影】達人は他者の真贋を見抜く目を持つ【井蛙抄】

『井蛙抄』という本の中に載っている話です。西行と文覚はともに北面の武士。しかし西行はやがて歌の道へ。文覚は仏教の道へ進みます。年齢は20歳くらい離れていますが、文覚は西行を許せなかったのです。歌の道に生きるとは卑怯だと思ったのでしょうか。
小論文

【小論文の秘訣】正解主義から離れ許容解を積み重ねて合格答案にする

小論文を書く時に大切なのは正解を求めないということです。これだけ複雑な世界の問題を1つの正解に集約することはできません。許容解を探すこと。ここまでなら結論への糸口として許されるという事実を積み重ねていくことです。地道な努力を続けてください。
小論文

【小論文】論理の構成を目次化してロジックツリーを完成させる!

小論文の難しさは論理の整合性にあります。いい気持ちになって書きたいことを書いてちゃダメ。あくまでもロジックツリーを作りあげ、目次を頭の中に思い浮かべて、筋書きを真っ直ぐに貫くのです。論理の木がきちんとできあがっていれば、それだけで合格です。