暮らし

【期待値】人生で失敗しないためには確率統計の知識が超絶の神

これからの時代はますます確率統計学が主流になるでしょう。パソコンとの親和性も高いのです。その中でギャンブルといえば、期待値計算ということになります。宝くじの低さには驚きますね。ほぼ半分が最初に手数料として取られてしまうのです。

【三島由紀夫の真実】潮騒と仮面の告白の美意識は地下で繋がっている

三島由紀夫の初期の作品『仮面の告白』『潮騒』は一見正反対の小説です。しかしその根底には彼の美意識がしっかりと横たわっています。自分の持つ負の資産を太陽の光にさらして、払拭したかったのかもしれません。2冊続けて読むことで三島の葛藤が見えます。
暮らし

【相性のナゾ】縁は異なものとはいうけれど男女の仲はラビリンス

相性くらい不思議なものはありません。男女の仲の話かと思っていたら、パソコンとも関連がありました。メモリの相性が悪いのです。機械でもダメなんですから人間はもっと複雑。男女のみならず、人間が2人寄れば、もう相性問題が勃発するというワケです。

【走れメロス・太宰治】真の友情を人間失格の作者は信じていたのか

太宰治の名作『走れメロス』は誰もが1度は読んだことのある小説です。しかし他の作品とはかなり傾向が違うことも事実です。彼の『晩年』『斜陽』『人間失格』などと比べると、どこか道化ているような素振りさえ見えてきます。内容を詳しく検討してみましょう。

【大岡信・ことばの力】染色家志村ふくみの見た桜色の真実とは

詩人大岡信のエッセイにはさまざまなジャンルのものがあります。その中でも染色家、志村ふくみさんとの対談について触れたものは出色です。草木染めの大家が語った言葉の中から、真実を見抜きました。中学校の教科書にも所収されています。ご一読下さい。
暮らし

【文化人類学への招待】世界の不思議はこの学問が解決してくれる

日常的にはごく普通のこととして納得していることでも、なぜだろうと考えると不思議なことがたくさんあります。その解決の糸口を与えてくれる学問が、文化人類学であり民俗学なのです。全く別のところから光をあてて、謎を解明してくれる学問なのです。
暮らし

【行列考】誰かが並ぶから並ぶというごく不思議な人間の習性とは

行列というのは不思議なものです。人気のある店に人はなぜ並ぶのか。その理由を探っていくと現代人の不安がみえてきます。自分だけひとりぼっで取り残されるのが怖いのかもしれません。並ぶという行為はかなりハイレベルなアクションなのです。
落語

【太鼓腹】生き残れる噺はどれかを判断できる時代感覚が話芸を磨く

時代を超えて生き残れる噺はどれでしょう。現代に通じる落語を考えなければなりません。客席の反応を冷静に見ながら、時代に対する感覚を研ぎ澄まさなければなりません。話芸が生き残るにはそれだけの厳しさがあるのです。
学び

【小論文受験直前ゼミ】必勝パターンに忠実な文章が合格を勝ち取る

小論文を最後まで勝利に導くものは型です。必勝パターンです。起承転結とよく言いますが、小論文に関しては起承結で十分です。転はいりません。最後までこの型を守ってください。特に第2段落の理由説明がきちんとしていないと、減点されます。要注意です。
学び

【小論文入試直前ゼミ】形容詞・副詞を多用することは厳に慎むべし

小論文は論理が命です。できるだけ感情的な表現を避けること。その際、1番注意しなくてはならないのは形容詞と副詞です。この2つを多用すると文章の形が崩れてしまいます。むしろ感覚を排除して事実を淡々と述べることです。
学び

【小論文入試直前ゼミ】キーワードを最初に見つけてチェックすべし

試験が近づいています。しかし小論文をどのように書いたらいいのか迷っている受験生は多いのです。どこから書けばいいのか。何を書けばいいのか。本当に難しいです。キーワードを探し並べてみてください。その表現の関係をチャート化してみるのです。
学び

【小論文直前ゼミ】もの・ことの表現を最大50%までカットすべし

小論文を書く時、つい使ってしまうのが「もの」「こと」という2つの表現です。使いやすいのはよくわかります。しかしなるべく別の表現で言い換えましょう。半分まではカットできます。内容の曖昧さがそれでかなり減るのです。とにかくやってみてください。
学び

【小論文直前ゼミ】書き手であることを忘れ1人の読者になるべし

誰もが忘れている事実があります。あなたの答案を読んで採点する人がいるということです。あなた自身が採点者だったら、どういう答案に高い評価を与えますか。それを逆算していけばいいのです。読み手の立場になってください。そこから発想しましょう。
学び

【小論文試験直前ゼミ】書きたいことより書かないことに着目するべし

いよいよ入試直前になりました。小論文の試験で1番大切なことは何でしょうか。それは書きたいことよりも書かなくていいことに着目するという基本中の基本です。これは難しいです。例示や経験に頼りすぎて成功した例は多くありません。1番厄介なのです。
暮らし

【道草のすすめ】スピード最優先時代のトレンドはのんびりペース

現代はスピード最優先の時代です。メールですべてが解決します。しかしその分、じっと待つことができなくなりました。想像力が消え失せてしまったのです。道草をしてみませんか。マイペースでのんびりと生きないと、豊かな風景を見ることはできませんよ。

【小川国夫・アポロンの島】透明感のある力強く澄んだ言葉との出会い

作品との出会いは一期一会です。小川国夫の小説に出会ったのも偶然でした。大学生の頃、偶然古本屋で見たのです。どうしても欲しくなり、手に入れました。ギリシャの町の様子が淡々と描かれ、文体は乾いていました。無駄が削ぎ落されていたのです。