小論文 【小論文の必殺ワザ】要約問題で確実に得点をしてから最後の設問に挑む 小論文には長い文章を一気に書かせるという設問ばかりがあるワケではありません。最初に内容の質問をしたり、要約を書かせたりするのです。それが導入なのです。理解を深め、内容を把握してから、次の段階に入るのです。ここで確実に得点をゲットしましょう。 小論文
本 【後に会はんと・大和物語】伊勢物語の最終章を髣髴とさせる人との別れ 『大和物語』と『伊勢物語』は日本を代表する歌物語です。しかしその性格はかなり異なります。書き方の違いや、所収されている歌の詠みぶりにもむ大きな違いがあります。それをじっくりと検証していきましょう。 本
小論文 【小論文の基本戦略】推敲を重ねずに文章の質がアップすることはない 小論文の基本は何でしょうか。それは推敲を重ねることです。自分ではこれでいいと思っても、あとで読み直すと、何を論じようとしたのかがわからないケースが多々あります。論理が破綻しているのです。何度も読み返し、文章を直すことが必須です。 小論文
本 【信玄と謙信・頼山陽】敵に塩を送るという逸話の出典【日本外史】 敵に塩を送るという諺をきいたことがありますか。現在ではさまざまな意味で使われています。元々は頼山陽の『日本外史』という本が出典なのです。謙信と信玄の戦いの中で、塩が断たれた事件から、この逸話が生まれたのです。 本
本 【男こそ・枕草子】いつの世も男女の仲は複雑怪奇です【中世の恋愛観】 いつの時代も男女の仲は複雑怪奇です。ましてや中世においては、現代とは全く違う結婚観を持っていました。女性はあくまでも家に縛り付けられていたのです。しかし清少納言は宮廷に仕えたことで、世間を一気に広くしました。その結果が『枕草子』に残っています。 本
学び 【あはれの万華鏡・竹西寛子】言葉の持つ複雑で華麗な世界を探求する 作家、竹西寛子さんの評論を読みながら、日本語の特質がどこにあるのかということについて考えてみましょう。『源氏物語』について研究していく中で、どのような言葉が最も美しいのかということを考え続けたことが、後の創作に役立ちました。 学び
小論文 【小論文・異邦人の眼】常識というバリアに囚われたら想像力は沈没必至 学びを深めるのは悪いことではありません。しかしどんどん常識が積み重なっていくと、今度はそれに合致しない事実を容易に認めたくないという気持ちになるものです。つまり異邦人の眼で冷静に判断することができないのです。 小論文
本 【相模守時頼の母は・徒然草】世の中を治める道理は倹約が根本である 『徒然草』の中にある母親の話を書きましょう。時の執権の母親がどのような行動をとったのかというのがテーマです。わざわざ彼女は自分の手で敗れた障子を直しました。全部をなおしたのではありません。破れたところだけを張り替えたのです。なぜでしょうか。 本
本 【山の人生・柳田國男】日本人の凄絶な暮らしを記録した民俗学の本 柳田國男の確立した民俗学は、日本人の生活の実態を研究するための里程標になりました。今回とりあげるのは『山の人生』という作品です。その前書きにある内容があまりに凄絶なので、思わず言葉を失ってしまいます。 本
本 【人間関係力・齋藤孝】全国を歩いたという宮本常一の章段が1番刺さった 斎藤孝氏の著書『人間関係力』の中で1番刺さったのは、民俗学者、宮本常一の章段でした。どこに惹かれたのか。それは宮本がとにかく聞く人だったということです。人は必ず話したいことを持っている。それを拾い集めていくだけで、日本の構造がみえたのです。 本
本 【太宰治・清貧譚』中国の短編集『聊斎志異』に取材した怪異な小説 太宰治の小説は教科書にもかなり所収されています。代表的な作品には、高い評価が与えられています。どの小説を読んでも、やはり太宰治はうまいと感心させられてしまうのです。今回は中国の短編に題材をとった『清貧譚』をご紹介します。 本
小論文 【小論文・覚悟の修行】騙されたと思って文章を半年間書き続けなさい 小論文がうまくなりたかったら、きちんとした文章が書けるようになることです。そのために半年間、文章道に励みましょう。長い文を書かないこと。一文一義に徹すること。表現を重ねないこと。無駄な言葉をカットすること。いくらでもやらなければならないことがあります。 小論文
本 【13歳からの地政学】遠交近攻という戦略を初めて知る【深海が核貯蔵庫】 ロシアによるウクライナ侵攻以後、地政学の本が書店に並ぶようになりました。どこに国があるのかという地理的な問題が、今や大きな意味を持つようになっています。『13歳からの地政学』という本は大人が読んでも十分に耐えるだけの内容を持っています。 本
小論文 【小論文の書き方】結論を2度書くと説得力が倍加する【優先度が明瞭】 小論文の構成は難しいです。ご゜く平均的な型がいくつかあります。それを最初に身につけてください。その次にやれるのは、結論を最初と最後に書くパターンです。時と場合によりますが、思わぬ効果をあげることがあります。覚えておいてください。 小論文
ノート 【品格とは何か】お天道様がいつも見ているという教えは尊い 品格ということの内実を知ろうとするのは、大変に難しいです。誰もが品のある人間になりたいと思います。しかしそれを実行することは容易ではありません。どうしたらいいのか。嘘をつかないことです。ここから全ての品行が崩れていきます。 ノート
学び 【デジタル化社会】人間はシンギュラリティ後もAIと共生可能なのか AIがどこまで進むのか、全くわかりません。シンギュラリティと呼ばれる時点がやってくるといわれています。全ての点でAIが人間を凌駕するのです。その時、人間はどうすればいいのか。デジタル的なものとの関係をどう構築していけばいいのか。考えてみます。 学び