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【戯曲の中の対話】演劇で使われる言葉は情報の塊りであるという真実

戯曲の中の対話は、一般的な会話ではありません。劇作家が渾身の力をこめて作り上げた情報の集積なのです。一見、無駄に話しているように見えるセリフも、その背後にたくさんの内容を含みこんでいます。その事実を掴み取ってください。
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【古今亭右朝】幇間を演じたら絶品だった【口跡のいい生粋の江戸っ子】

古今亭志ん朝の弟子に右朝という噺家がいました。もう今ではほとんどの人が覚えていません。いい味でした。すごくうまかった。幇間腹なんてやると、もうおかしくて仕方がありませんでした。はやくに亡くなってしまったのです。芸の神様は無粋です。
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【新宿末広亭】レトロな建物には寄席芸人のたどってきた歴史が沁みついている

新宿末広亭という小屋は実に80年近い歴史を持っています。なんともレトロな感じがいいですね。左右に桟敷席があって、小屋全体もこじんまりしています。アットホームとでもいえばいいのでしょうか。毎日たくさんの芸人が出入りしているのです。
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【現代の価値観】「私」の消えた欲望には主体がなく始まりも終わりもない

現代という時代はどこに真実があるのか。それがよく見えなくなっています。あらゆる価値が輻輳化し、私の概念さえも揺れています。自分が本来持っている欲望の姿さえ、はっきりと見えなくなっています。それを追いかけると、まるで蜃気楼のように消えるのです。
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【孤独の深さ】他者と比べるからこそ疎外感を持つという悲しい人間の宿命

人間の孤独というのは存在の本質に関わる重要なテーマです。なぜ、人間は孤独感を感じるのか。これは難しく、悩ましい問題ですね。それを子供の発達心理から解き明かそうとした研究者がいます。その著書にあたり、一緒に考えてみませんか。
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【コミュ力の頂上】話を熱心に聞こうとする姿勢に人は好感を抱くのです

どんな人が1番有用なのか。複雑な時代です。先が見えません。しかし人間力のある人はなんとか生き残っていけるでしょう。その力とは何か。学力だけで測れないもっと別の力が必要です。それが「コミュニケーション力」なのです。
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【自己肯定感がカギ】格差社会の日常に囲まれながらも強く生き抜くには

日本人は自己肯定感が低いとよく言われます。特に中高生り登校拒否現象などをみていると、どうして自分をもっと強く支えきれないのかとかんがえてしまいます。原因は何であるのか。どこにその解決法があるのかを探ってみましょう。
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【旧太洋村別荘開発小史】ハイパー乱開発の果てに残った廃墟は今【動画】

すごい動画です。みているだけで悲しくなりますね。しかしこれが現実なんです。人間というのは、なんと愚かな生き物なんでしょうか。それでもバブルの頃はみんな真剣だったのです。なんとか土地を手に入れたいと考えたのです。
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【山崎元氏死す】淡々とほったらかし投資の方法を語る姿に感動した【がん告知】

経済評論家、山崎元氏が亡くなりました。ガンの余命宣告をされてから、それほどの月日が過ぎたわけではありません。彼のことを知ったのは新NISAのことを深く学ぼうと考えたからです。素人にわかりやすく、ハキハキと回答する姿が新鮮でした。
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【沈黙する花】美しい花があるだけで花の美しさというものはない【死の予感】

映画監督、西川美和氏のエッセイから考えたことを文章にしました。花はいつも沈黙しています。しかしその存在感は非常に絶大なものです。なぜでしょうか。1つは枯れて腐っていくからです。死の匂いを放つ最強のアイテムなのです。
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【デジタルサイネージ】動的な情報媒体は現代に必須の広告アイテムです

デジタルサイネージという言葉を知っていますか。スーパーマーケットやショッピングセンター、ドラッグストア、病院、ホテル、銀行、オフィスなどあらゆるところに設置されています。動画を主題とした広告宣伝用の媒体です。その意味をさぐっていきましょう。
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【スローレジ】時代は早くなりすぎると突然遅くなったりもするのだ【高齢化】

世の中はどんどん早くなるばかり。レジもそうですね。最近は無人のも現れています。セミセルフレジはあたりまえ。ところが高齢者や認知症の人はこのスピードについていけません。そこで登場したのがスローレジなのです。
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【漢方薬】詳しくなるとかなりの健康オタクになれます【中国4千年】

漢方薬を甘くみてはいけません。副作用ももちろんありますが、それ以上に効能がさまざまなのです。ちょっと勉強して、健康オタクになりませんか。
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【裸の王様】ブランドとはそもそも何であるのかを考えてみた【共同幻想】

多くの人がブランドを愛しています。どうしてそうなるのか。そこには現代人に特有の不安があるのかもしれません。みんなと一緒でなくちゃいやだけど、あんまり多くの人が持っているとイヤだ。厄介な幻想が底に流れてますね。
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【能・隅田川】梅若殺しを取り入れた狂女ものの代表作【母の悲しみ】

能の中でも狂女ものとジャンルの作品はそれほど多くはありません。『隅田川』はその代表でしょう。『伊勢物語』を題材にしながら、それとは違う梅若伝説をあしらっています。子供に死に別れた母親の悲しみが実にみごとに描かれています。
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【100均】ハンドレスト付マウスパッドはこれ一択で完璧です【愛用グッズ】

これをつかってみてください。安くて便利ですよ。手のひらがかたくなりません。黒くもなりませんよ。ヘビーユーザーの愛用品です。100円だしね。古くなったら、即交換。