【メルカリ】コメントなしのオファーは購入者に有利なシステムなのか

ノート

オファーというシステム

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

今回はまたまたメルカリのお話です。

今日の新聞によれば、隋分とすごい赤字額ですね。

141億円だとか。

ドコモと提携してペイペイ軍団を追い落とそうとするには、かなりの先行投資が必要なようです。

オリガミペイも買収しドコモともコラボして、この先なんとか生き残る戦略なんでしょう。

当面の経費負担は致し方がないのかな。

是非頑張ってほしいところです。

ところで、ぼくはまたまたメルカリのオークションに出すことになっちゃっいました。

まさか数か月の間に2度も売りに出すとは思ってもみませんでした。

買う方ももう2度やっちゃったしね。

しかし1度やると結構闇病みつきになります。

しかし売ったり買ったりしてると、確実に手数料をとられます。

だんだん引っ越し貧乏みたいになってきました。

別名、メルカリ貧乏というやつですかね。

さてその際に気になった話を、今日はご披露します。

というのも売りますの広告を出した途端、「オファー」なるものが飛び込んできたのです

初心者のぼくには寝耳に水でした。

なんでも値下げ交渉が可能なんだそうです。

デフォルトでは売値の10%引き。

最高でも20%引きだそうです。

この値段なら買いますよという指し値が突然入ってきたのです。

ぼくの知ってるやり方では、コメントをつけて少しまけてちょうだいというのはありました。

しかしいきなりなんの前触れもなく、値段だけ提示されたのには面食らったね。

10件同時もOK

なぜこのようなシステムがあるのか。

本当のところはよくわかりません。

ハンドルネームと希望価格が突然画面にあらわれます。

この値段でよければいいよの方を押してちょうだいというワケです。

いやだったら、ご遠慮申し上げるを押すことになります。

なんともダイレクトな取り引きです。

もちろん嫌だったら、ちゃんと断ればいい。

相手が誰なのかもわかりません。

geralt / Pixabay

そして丸1日の間に入金されたら、そこで取引は終わりです。

そうでない場合は自動的にキャンセルになります。

なんとも買い手に有利なシステムですね。

オファーのメリットは、他の人に指し値を知られないことです。

なんとなくコソコソと裏で取り引きをしている気分ですかね。

オファーは同時に10件の注文を出せるそうです。

その結果を見つつ、買いたいと思ったら行動にうつします。

逆にいえば、ちょっとめぼしいものにオファーを出して指し値をし、相手のOKさえとっておけば、一応キープされるというワケわけです。

もちろん、他の人が買って代金を支払ってしまえば、それで終了ですけど。

いくらで交渉しているのかということも他の人には知られません。

このあたりがヤフオクとは全く違うところです。

Pezibear / Pixabay

周囲の相場を気にせず、相手と直接交渉ができるのです。

有効期間は24時間。

値引き交渉が成立し入金されてから、はじめて金額の訂正を他の人も知ることができるのです。

買っておけばよかった

出品者は指し値が嫌だったら、ボタン1つで断れます。

なんのコメントもいらないのです。

簡単といえば、これくらい簡単なシステムはありません。

実にビジネスライクです。

コメントを書きながら、細かい交渉をするということは一切ありません。

事務的な作業です。

geralt / Pixabay

こっそりとすべてが終わるのです。

ただし同時に10件もオファーが出せるということになると、ダメ元でこのシステムを使う人も出てきます。

事実、今回、ぼくは最初の人に早速OKを出してみたものの、制限時間が来ていつの間にか終了。

次の人はそれより少し高くなっていたので、これもOKを出しましたが、さてどうなるのやら…。

こちらはフェイントアタックに近いような気がします。

いずれにしても出品者にとってあまりメリットがありませんね。

要するに常に値下げを要求されるだけなのです。

コメントで要求されれば、それなりにやや人間臭い交渉も可能ですが、そんなものもない。

確かに嫌ならば断わればいいだけの話です。

どうも最近はメルカリにも業者が参入してきて、ちょっと内情がゴチャゴチャしているような気がします。

ここで儲かりそうな商品を買ってまた転売しようということなのでしょうか。

ぼくにはよくわかりません。

箱に入れなくていいのなら、ここまで値引きしますよとかいうフリーマーケットのような味わいからは程遠くなりました。

ちょっとセツナイ気もしますね。

システムの未来

メルカリというシステムは匿名性を大切にしているということは以前に書きました。

匿名配送などという実にユニークな方法は多くの人に支持されているようです。

ただしいろいろな業者が跋扈するようになると、トラブルも当然発生するでしょう。

geralt / Pixabay

写真と違うものが送付されるなどいうことも考えられます。

あるいは相手が商品にクレームをつけるということもあり得ます。

その場合、補償をどのようにするのか。

どのような決着をつけるのか。

ごく普通の善意の消費者同士が疑似フリーマーケットをしている時には起こらなかったトラブルも想定しておかなくてはなりません。

オファーが当たり前になると、当然出品者もその分を上乗せして価格を設定するという可能性もあります。

20%引くのが当然になれば、以前のように安くていい商品を手にいれるというメリットも減るでしょう。

買い手にとってこれはどうなんでしょうか。

かえって商品の価格が高くなるという傾向はないのかな。

どちらにしてもメルカリには10%の手数料が入りますけどね。

日本人の気質としてよくいわれる生真面目な部分がうまく機能六本木しなくなるという危険性もはらみます。

本当に嫌ならば、マイページのお知らせ・機能設定からオファーをオフにすることも可能です。

あまり非常識な値引きばかりをされるのであれば、そうしたことも考慮に入れなくてはならないでしょうね。

自己防衛のためには仕方のないことです。

時間切れで自動的にキャンセルになるケースも多いと聞きます。

安全パイを増やして遊んでいるワケではないと思いたいところですけれど。

しかし現状はどうもそれに近いような気もします。

もちろん、正しくオファーを出し、価格が折り合えば売買が成立するのであれば、それまで止める必要はないでしょうけどね。

いろいろな議論がまだまだ続くと思います。

システムは依然として発展途上です。

多くの人が不愉快な思いをせずに楽しめるのであれば、これからもメルカリの生き残る余地はあるでしょう。

消費者は想像以上に賢いです。

過去に売った商品の一覧などをみて、不信感を持てば、購入をためらう人が増えるに違いありません。

オファーというちょっとユニークなシステム1つをとっても、考慮の余地はまだいろいろとあるようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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