ChatGPT指導
みなさん、こんにちは。
元都立高校国語科教師、すい喬です。
今回は高校入試にスポットをあてます。
この論点はもちろん、大学入試にも応用できます。
志望校が決まったら、入試本番に向けて書類を作り上げていかなければなりません。
特に私立の単願や、公立の推薦入試を受ける人は心してください。
必ず準備しなくてはならないのが、自己推薦者や志望理由書です。
学校でも指導はしてくれます。
しかし先生に頼っていればなんとかなると、簡単に考えてはいけません。
これからはますます自立していく必要があります。
あらかじめ、自分で考え、文章にしておくべきでしょう。
幸い、ネットなどをみると、いろいろな例が載っています。
大変、参考になりますね。
とはいえ、丸写しというワケにはいきません。
自分にしか書けない特徴のある文章にする必要があります。
高校受験のための最初の入り口です。
真剣に向き合いましょう。
昨年から登場したものすごい武器にChatGPTがあるのは、誰もが知っています。
今回はこれを使って文章を組み立ててみます。
なんでも参考になるものは使うという気概が大切です。
今回は自己推薦書を書く時の注意から検索してみました。
以下の文章はChatGPTのものです。
自己推薦書の書き方
高校入試の自己推薦書を書く際は、自分自身を紹介し、なぜその高校へ入学したいのか、自身の強みや志望動機を伝えることが求められます
以下は、自己推薦書を書く際の一般的なガイドラインです。
1 フォーマットに従う:
高校が指定するフォーマットや要件に従いましょう。文字数制限や提出方法に注意し、指示に従って書類を整えましょう。
2 自己紹介:
まず、自分自身を紹介しましょう。
氏名、住所、生年月日などの基本情報を提供します。
その後、趣味や特技、家族構成などの個人的な情報を簡単に紹介します。
3 学業成績と活動実績:
過去の学業成績や学業以外の活動(クラブ、ボランティア、アルバイトなど)を挙げ、自身の学びや成長について説明します。
4 高校選択の理由:
なぜその高校を選びたいのか、その理由を説明しましょう。
学校の特徴やカリキュラム、教育方針について言及し、なぜそれが自分に合っていると思うのかを説明します。
5 自己評価:
自分の強みや特質について語り、具体的な事例や経験を挙げて証拠を示しましょう。
自己評価を裏付ける具体的なエピソードを提供することが重要です。
6 目標と将来の展望:
高校卒業後の進路や将来のキャリアゴールについて語りましょう。
高校での学びが将来の目標にどのように寄与するかについても述べると良いです。
7 締めくくり:
最後に感謝の意を示し、自己推薦書を締めくくります。
高校への入学を期待していることを伝え、期待感を表現しましょう。
熱意を伝える
これだけのことがきちんと書ければ、十分ですね。
あなたはこの1~7の中で何が最も大切だと思いますか。
自己推薦書を書く際は、自分の個性と志望校の特性に焦点を当て、熱意を伝えることが何よりも必要です。
それはどういう意味を持つのでしょうか。
わかりやすくいえば、他の応募者と差別化するためです。
同じ内容を羅列しても意味はありません。
とにかく具体的な事例やエピソードを挙げることです。
きちんと自己紹介を行い、自分はこういう人間だとアピールします。
そのためにはいわゆる「ガクチカ」と言われるものを書き込むことです。
ご存知ですか。
中学生時代に最も力を入れたことは何か。
学業、クラブ活動、委員会活動、ボランティアなどを紹介することです。
校内での活動でなくてもかまいません。
あなた自身をアピールできるものなら、なんでもいいのです。
この内容が十分に書けない人もいるでしょうね。
その時は高校での活躍を約束してください。
十分に自分を生かせなかった反省を示し、入学後、これとこれをやりたいと書くのです。
面接でもそこへ話を持っていければ、それで十分です。
趣味や興味のある内容が明確であれば、面接官は必ず評価してくれるはずです。
志望理由書や、自己推薦書は、必ず面接とリンクしています。
内容をきちんと示せば、それが得点ポイントになるのです。
将来の職業ももちろん、その中に入ります。
はっきりしていないケースでは、まだわからないが、高校でそれを探したいと強くアピールしてください。
志望校の特色を調べる
最後に大切なことは、たくさんある高校の中で、なぜあなたはそこを選んだのかということです。
これは採点者が最も知りたいことなのです。
進学を希望する高校の特徴や強みについて存分に調べあげてください。
教育プログラム、施設、教育方針などについて、きちんと把握しておく必要があります。
他の学校では学べない分野の勉強がしたいというのも、大きな加点ポイントになります。
知っていることをきちんと整理して、文章にできるということが、国語力の証しになります。
もちろん、将来への展望もしめしてください。
就きたい職業があれば、それを示すことも可能です。
大学への道のりを書くことも意味があります。
自分の今までの学業成績や実績を示しながら、それが十分なものであったのか。
あるいは不十分な場合は今後、どのように改善していくのかを示すのです。
足りない場合は学外での活動(例・ボランティア活動、芸術活動、スポーツ活動)などをピックアップして加えれば、十分挽回の余地があります。
最後に高校での学習や生活への適応力をアピールしましょう。
友人に対する期待や協調性を強く打ち出してください。
志望理由書を書く際には、誠実で具体的な情報を提供することが最も大切です。
嘘を書いてはいけません。
必ず露見してしまいます。
高校によっては、特定の加点ガイドラインがあります。
要求事項の内容をきちんと把握しながら、その趣旨にそった文書を作成しなければなりません。
三者面談が始まり、2学期の期末試験が終われば、すぐに受験がスタートします。
今から準備をきちんとしておくこと。
応募書類の内容をきちんと読み込み、細かな指示を絶対に見落としてはなりません。
大切な日々を、うまく乗り切ってください。
今回も最後までお付き合い下さり、ありがとうごさいました。