【小論文】文章をうまく書くためにはどうすればいいのか【発想の方法】

学び

うまく書く

みなさん、こんにちは。

元都立高校国語科教師、すい喬です。

今回のポイントは文章をうまく書くための発想方法は、何かという問題です。

これは実に複雑で奥の深いテーマです。

だれもが上手な文章を書けるようになりたいと考えています。

特に小論文の勉強を始めたあなたにとっては、なにがなんでも獲得したい目標ですね。

しかし課題文を読んでも、あるいはテーマ型の短い設問を読んでも、何を書いたらいいのか浮かんでこない。

それでも制限字数を埋めなくてはなりません。

うんうん唸りながら800字書いたとしましょう。

先生に添削してもらえるというので、持参しました。

きっとあちこちなおしてくれたに違いありません。

赤い文字の入った原稿用紙を眺めていると、言われていることは確かにその通りのような気がします。

しかし本当にどこをなおしたら、指摘されたようになるのか。

それがよくわからないのです。

AbsolutVision / Pixabay

だからもう1度書き直してみろと言われても、途方に暮れてしまいます。

書き換えるポイントがどこなのかよく見えません。

ここが他の勉強とは本質的に違うところなのです。

英語なら、単語を覚えればいい。

数学なら、数式や定理の考え方、あるいは解き方を学べばいい。

しかし小論文だけはそうはいかないのです。

初めから、全くルールのない白紙をもらい、そこに自分の好きな地図を描けと言われているようなものです。

だからすごく難しい。

本当に頭をかかえてしまいます。

時間が必要

こんな勉強はさっさと放棄して、暗記をしたりする科目をやった方が、よほど効率的です。

そう考えてもちっとも不思議ではありません。

よく言われることですが、早慶の受験は全く型が違うとよく言われます。

慶応大学には国語の試験がありません。

そのかわりが小論文なのです。

つまり文章を書かせる問題で、国語力をみます。

一方の早稲田大学はいわゆる現代文、古文、漢文のセットです。

国立大学の受験をする人には大学入学共通テストが必須ですね。

だからその流れで、早稲田を受けやすい。

しかし慶応を受けるとなると、そのために小論文を別に勉強しなければなりません。

学部にもよりますが、試験には長文が多く出ます。

それを読み取り、1000字程度の文章にまとめなければならないのです。

2時間の間に課題文を読み、論文に仕上げるというのは並々の力ではできません。

pixel2013 / Pixabay

国立大学との併願を希望する場合は、もう1科目さらに真剣に取り組まなければならないのです。

そのためには時間も必要です。

古文や漢文の文法をやらなくていいのだからといっても、国立の試験には必須です。

つまり簡単に早慶受験といいますが、その内容は全く違うのです。

受験生が多いので、小数点以下2~3位くらいまでの得点調整も行われます。

科目ごとに得点のバラツキがかなりありますのでね。

平均点より下の科目を1つでもとると、合格は非常に難しくなるのです。

小論文に費やす時間がもったいないという理由で、受験を諦める生徒も多いです。

何かの文章を時間内に制限字数まで書けば、点数になるのだろうなどと簡単に考えないでください。

いわゆる国語の試験問題よりも、内容が多岐に渡り難しいです。

真の国語力がない限り、合格はおぼつかないと考えた方がいいです。

どうすればいいのか

それではどうしたらいいのでしょうか。

勉強をするしかありません。

過去問を最低10年分はやる。

さらにどのようなテーマが出題されたのかをまとめる。

そこに登場したキーワードを全て自分のものにする。

その1つの言葉で800字程度の論文が1本書けるというレベルにまで達していなければなりません。

最後は自分の経験に逃げればいいと考えている人がいたら、それは誤りです。

たまたまそこから1つの結論を導き出したとしても、その帰納が本当に正しいかどうかのエビデンスは簡単にはみえません。

自分に都合のいい経験に頼ると非常に危険です。

ましてや、そこに自分のエネルギーをつぎ込んで字数を多くしたりすると、構成がメチャクチャなものになりがちです。

この受験生はなにがいいたいのか。

採点者もお手あげです。

ではどうしたらいいのか。

どう書いたらうまくなったと言えるのでしょうか。

よくいわれることは問題意識を積み重ねるということです。

なんだそんなことかと口走らないでください。

今回の究極の結論は「もうちょっと考えよう」です。

しかし、もうちょっとが実に難しいのです。

隣の受験生が10まで考えたとしたら、あなたは12まで考えなさい。

抽象に耐える力

ビジネスで成功している人はどういう人でしょうか。

大袈裟なことをいえば、朝から晩まで仕事のことを考えている人です。

倒産寸前だった長崎のハウステンボスを黒字化し、大阪のUSJを復活させた人の話をきいたことがありますか。

V字回復に導いたマーケティングの立役者、森岡毅氏です。

他の人が考えようともしなかった復活のためのシナリオをつきつめて追いかけた人です。

大阪圏の人だけがUSJに遊びにきてくれても人数は頭打ちです。

入場者を東京圏から呼ばなければなりません。

しかし新幹線の交通費は往復で3万円かかります。

3万円使っても今のUSJに来てくれるか。

そこには大きな壁があったのです。

答えはNoでした。

映画のセットだけでは集客は無理だと判断したのです。

それならば足りないものをプラスしてあげればいい。

ディズニーランドにないものは何か。

彼は寝ても覚めても考え続けたのです。

その結果がゲームであり、ハリーポッターでした。

ゲームをして遊んでいる時も、仕事のアイデアを思い浮かべていたそうです。

では抽象的で複雑な思考と発想を活かすにはどうすればいいのか。

人間は抽象度が高くなると、そこで諦めるのが普通です。

しかし「よくわかんないけど、なんかすごそう」という直感があったら諦めてはいけません。

文章力はしばらく練習すれば必ず身につきます。

もっと大切なのはしがみつく能力なのです。

発想の仕方はそう簡単には教えられません。

抽象的思考をする訓練を続けるのです。

雑草を引き抜きながら、新しい種をまく。

その繰り返しで必ずいい思考方法や視点が身につきます。

ただしある程度の時間がかかります。

このスキルは1度身につけたら、一生使えます。

試してみてください。

地頭を鍛えるのです。

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それ以外に一歩だけでも、人より前に飛び出す方法はありません。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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