フェルマーの最終定理
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
突然ですが、数学はお得意ですか。
まあまあという人もいるでしょうね。
ゴキブリと同じか、それよりももっと嫌いという人もたくさんいそうです。
現代は数学の時代です。
というより統計と確率の世の中ですね。
ぼくはちょっとだけ好きで、実はかなり嫌いかも。
でも問題が解けると気持ちがいいんだよね。
この気分は今でもよくわかります。
さて今回のフェルマーの最終定理はご存知ですか。
1637年にフェルマーが提唱した予想問題です。
解決したのは1995年。
アンドリュー・ワイルズが問題を解くまで、実に350年もかかったのだ。
あほらし。
でも数学者は必死だったのです。
どんな問題か知ってますか。
ピタゴラスの定理はわかりますよね。
つまりXの2乗足すYの2乗イコールZの2乗というヤツです。
このXYZにある種の数字を入れると成り立つよね。
例えば3と4と5。
2乗というのはおんなじ数を2度かけるというもんです。
つまり、9+16=25です。
これなら誰でもわかる。
他にもたくさん、数字の組み合わせがあります。
ここからがナゾ
ところが3乗から上になると、それを満たすXYZがないというのです。
厳密にいうとn乗ということになるんだけどね。
nは自然数です。
満たすものがないといわれて、たくさんの数学者が必死に探しました。
でも確かにない。
全部の数字にあるかないか、試すワケにもいかず棚ざらし。
それでも数学者はずっとチャレンジしたのです。
350年間もね。
解けた時の話は新潮文庫にあるから、暇な人は読んでみて下さい。
これはメチャクチャに面白い。
さて今回は京大の先生が突然解いちゃいました。
それも全く新しい方法でね。
どういうものなのかを知ってる人は日本で10人しかいないそうです。
その1人に入りたいよ。
なんちゃって。
IUT理論
その解決法がIUT理論というのだそうだ。
なんのことかさっぱりわかりません。
数学をやってる人の頭の中をみてみたいもんです。
「足し算と掛け算に関係する特別な不等式」を研究していったら、突然解けちゃったらしいのです。
こっちはますますわからん。
特別な不等式ってなんなんだ。
去年、ほぼ証明してたけど、今年はどうもパーフェクトみたいです。
ディオニソス問題
ある方程式に解があるかないかを求めるという問題は「ディオニソス問題」というらしいのです。
答えを求めるんじゃない。
答えがそもそもあるかないかを証明するのです。
なんてことをやってるんだ。
暇な人々です。
羨ましい。
これでご飯を食べているのだよ。
今回の最終定理の証明は偶然のおまけなんだとか。
なんとなくグリコのおまけを連想するけど、どうもそういうものでもないみたい。
とにかくおめでたいことです。
とは言ってみたものの、なにがなんだかわからない。
もっとちゃんと勉強しておけばよかったとしみじみ思います。
あなたのご感想はいかがですか。
数学者って恰好いいな。
ちょっと憧れちゃいます。
なんて言ってる場合じゃないね。
じゃあ、またね。
See You Again。