存在を知らなかった
みなさん、こんにちは。
元都立高校国語科教師のブロガー、すい喬です。
今回はマスクの話です。
といってもマスク本体ではありません。
マスクの紐が耳にかかって痛い人のためのお助けグッズの話題です。
その名もマスクバンド。
別名マスクフックベルト。
マスクひも用フック付のバンドです。
存在を知ったのはなんと今朝のラジオ番組でした。
森本毅郎の「スタンバイ」です。
全国放送なんでしょうか。
東京ではTBSラジオでやってます。
毎朝、通勤の車の中で聞いているのです。
毅郎さんの歯に衣着せない喋りが好きです。
そこで初めてマスクバンドというものの存在を知りました。
森本さん自身も知らなかったみたいです。
皮膚の弱い人とか、長い時間ずっと使わなければならない人にとっては有難いですね。
簡単にいえば、耳の後ろを通さずに、マスクをつけるアイテムです。
そんなに難しいもんじゃありません。
耳にひっかけないで、首とか頭にかけるのです。
なるほど言われてみれば、そうだなと思いますけど、全く気にもかけませんでした。
以前から使っている人はいたんでしょうね。
しかし人間は本当に必要にならないと、そこへ目がいかない寂しい動物です。
靴屋さんはいつも人の履いてる靴へ目がいきます。
ネクタイを売ってる人はネクタイばかりをつい見ちゃいます。
そんなもんです。
耳の痛い人は、さてどこを見ていたのか。
さっそく100均へ
仕事の帰りにさっそく100均へ寄りました。
うちのそばにはセリアがあります。
とりあえずどんなものか探ってみようと思った次第なのです。
ありました。
「耳が痛くなりにくいマスクバンド」とパッケージに印刷してあります。
真っ黒なシリコン製で、顔の大きさに合わせて4段階に調節できるらしいのです。
どういう風に使うのか、全くわかりません。
イラストがあるので、その通りにやってみました。
なるほど、快適ですね。
ぼくは顔が大きいのか、1番端っこのフックにマスクの紐をかけると、調度いいです。
最初、首の方からまわしてみました。
ちょっと不安定です。
むしろ頭の方にもっていった方がいいようです。
マスクの紐が耳の上だけを通る感じです。
ぐるっと耳の周囲を囲むワケではないので、痛くありません。
どうしても長くしていると、耳の後ろ側がヒリヒリしてくるのです。
ここがポイントなんですね。
値段の高いマスクは紐が太くて、ゆったりしてます。
ゴムが丸出しなどというんじゃありません。
安いのは細いゴムの紐が微妙に短くて、耳に食い込みます。
それなら高いのを買えばいいじゃないかということになるのは明らかです。
ところがこれがなかなか買えません。
使い捨てのつらさ
なぜか。
毎日使うからです。
だいたい30~50枚前後が1つの箱に入ってます。
あとは値段の勝負。
なにしろ使い捨てです。
それほどに高価なものを買うというのには抵抗があります。
最近はものすごくおしゃれなマスクもあることは知ってます。
ただしこれを使い捨てにしろといわれると、やはり躊躇しますね。
洗って何度も使えるような布製ならばいいですけど。
どちらかといえば、不織布の方が効果があるといわれると、考えてしまいます。
やっぱり値段ですかね。
今年はもちろんのこと、来年もずっとマスクをする生活が続くと思うと、そんなに高価なものを買う気もしません。
以前ならDIYの店で安いのを売っていたんです。
1箱か2箱あれば十分冬を越せました。
それが今年はさていつまで続くのかという態勢をキープしなくてはなりません。
安いマスクとバンドで生き残るしかないないのです。
これはなかなかにいいと奥様に話したところ、そんなの今頃になって知ったのとバカにされてしまいました。
もっと恰好いいのがたくさんあるからネットで見てみたら。
すべからく奥様族は旦那様に厳しくあたるものとみえます。
仕方なくスマホを覗いてどんなのがあるのか調べることにしました。
あることあること。
たくさん種類がありますね。
前からこんなにいろんなのを売っていたんでしょうか。
ちっとも知りませんでした。
耳の痛みがやわらぐ
とにかくカラフルです。
500円くらいのは15色も揃ってました。
全部揃えたら大変な値段です。
これなら少し高めのマスクを買った方がいいくらいかな。
そうかと思うと、細い線のようなのもあります。
きっとこれは髪の長い女性がさりげなく分からないようにして使うものなんでしょう。
こちらは1000円で数本入っています。
100均で買ってきたのとは、全く形が違うのでショックでした。
なるほど、世間はここまで進化してるんだ。
その時の驚きはちょっとしたものでした。
さてどうしたものか。
よくみると、買い求めたマスクバンドはちょっと恰好がダサいかも。
しかしおじさんがしてるのなら、これといって苦情もでてこないような気もします。
ちょっとラインが太いので、毛髪の足りなくなったぼくにはいささか厳しいものがあるのかな。
最近はセールスなどの時もまずマスクトークからというのが常識なんだとか。
どこのマスクを使っているとか。
お値段の話から耳の痛さまで。
どうやったら眼鏡が曇らなくなるのか。
いろんな話で盛り上がるそうです。
それだけで、場が賑やかになって商売もうまくいくという話も聞きます。
こうなると何がいいのかよくわかりません。
きっとなんでもありなんでしょうね。
ヨーロッパのニュースを聞いていると、軒並みまた流行の気配のようです。
大都市はロックダウンが続いています。
日本でもマスクとの付き合いは当分消えることはないでしょう。
皆さんもいろいろと工夫をして、耳の痛みや肌の荒れと戦ってください。
マスクバンド、1度試してみる価値はありますよ。
100均をなめてはいけません。
最後までお読みくださりありがとうございました。