【入力方式あるある】かな入力なんて縄文人じゃあるまいしという非難

ノート

いまさら変えられない

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

今回はパソコンの入力方式について一言。

自慢じゃありませんが、ぼくはずっと「かな入力」で通してきました。

40年以上のキャリアを持ってます。

最初は8文字ぐらいしか表示できない、東芝ルポからでした。

同僚の先生が買ったもので、当時22万円。

おそらく給料の倍はしたでしょうね。

生徒が群がって大変でした。

しかし当の先生は至極ご満悦だったな。

彼は最初からローマ字打ちでした。

なぜぼくはかな入力だったのか。

本当のところよくわかりません。

偶然ですかね。

気の迷いかな。

あの頃のマニュアルはかな打ちから書いてあったのです。

つまりそれがスタンダードでした。

まだ一太郎もない時代です。

やっと連文節変換ができたかどうかの時代なのです。

ひらがなが漢字になればすごいと喜んでいる幸福な世の中でした。

第2水準なんていう5インチのフロッピーディスクがあって、それを読み込ませて外字として取り込むという謎のようなマシンばかりだったのです。

確かルポは3.5インチのフロッピーになったばかりだったと記憶しています。

ぼくが初めて買ったのも4行ぐらい表示できる東芝ルポです。

これは画期的でした。

文章が全部見えるというので、かなり興奮しましたね。

お値段はやはり22万円くらい。

その後がシャープの書院です。

これは小さなブラウン管式でした。

1番長く使いました。

この頃からずっと、かな入力です。

なぜローマ字打ちにしなかったのか。

これはぼくにとっても大問題です。

どっちがいいの

本当のところよくわかりません。

それぞれにメリット、デメリットがあります。

今は圧倒的に、「ローマ字入力」の人が多いです。

先日、ちょっと画面をチェックしてもらっている時、かなで入力していたら、若い先生が実に不思議そうな顔をしてました。

QuinceMedia / Pixabay

完全に縄文人を見てるような目でしたね。

ローマ字入力のメリットは、使うキーの数が基本的にアルファベット26文字+αと少ないので覚えやすいということとシフトキーを使う必要がないことです。

しかし、基本的に2回以上キーを打たなくてはなりません。

日本語の文章を書く時、なぜアルファベットを頭に思い浮かべなくちゃいけないのか。

ここにぼくのささやかな抵抗があるのです。

かな入力は、ローマ字入力とは逆に、キーを打つ回数が少なくてよいというメリットがあります。

しかし、50音とちょっと余計なキーの位置を覚える必要があり、濁音や半濁音などはシフトキーを使って操作しなければなりません。

覚えるまでに余計な時間がかかります。

別にアルファベットが嫌いというワケじゃないんです。

しかしタイピング検定を受けるほどの熱意もないので、今日まできてしまいました。

もういまさら変えられません。

アルファベットが完璧なら、今は子供でもローマ字入力でしょうか。

ちょっとハードルが高いですかね。

タイピングのスピードは

これも難問ですね。

ぼくはその後98シリーズに一太郎を入れて使うようになりました。

国語科の教師は一太郎の使い手が多いのです。

文章に罫線を引いたりする時も、縦型表示の場合も便利です。

そうなると、ATOKとの相性も出てきます。

なんとなく「かな入力」の方がやりやすい気がしました。

元々、日本語の文章ばかり打つので、なるべくスビードを重視したかったからです。

しかしきちんとローマ字入力と比べてスピードを計ったことはありません。

それでもキーボードの配置さえ覚えてしまえば、1つの言葉が1音ずつで済みます。

これはやっぱりありがたかったですね。

今のビジネスマンは英単語を使うことが多いので、確かに「ひらがな入力」と混在させると、面倒臭いかもしれません。

さてタイピングはどっちが速いんでしょう。

ポイントは手を動かす範囲の問題です。

ローマ字入力は指を動かす範囲が少なくて済みます。

基本的に3段分のキーで打てるのです。

英数字も切り換えずにそのまま打てます。

ここが最大のメリットじゃないでしょうか。

どっちでもいいけれど…

結論は好きな方でいいんじゃない、ということです。

ただし何人もで1つのパソコンを使う時は要注意です。

必ずローマ字入力に戻しておくこと。

westerper / Pixabay

これが最低のマナーでしょうね。

今はみんな1台ずつ持っていることが多いので、あんまりこういうことはないかもしれません。

しかし共有パソコンの場合、キーボードを叩いたら、突然とんでもない文句になったら、なんでしょうこれはということになります。

当然、かな入力をしている人の名前がすぐに判明し、犯人として検挙されるのです。

つまりそれくらい、今は珍しくなりました。

逮捕されたくなかったら、使った後はローマ字入力に必ず戻しておくこと。

最近はMS-IMEを使っているところが多いので、元に戻すのもすごく簡単です。

プロパティからというのも含めて、何通りか方法があります。

つい忘れちゃうというのが最もまずいですね。

その度にあなたは縄文人のような目でみられるかも。

まだ「かな入力」なんてやってる人がいるのよ。

ローマ字変換したことないんだって。

つまり、すごく珍しい人なんです。

逆にいえば、自己紹介の時に使えるギャグのレベルになってるのかもしれません。

それがいやならローマ字入力にしましょう。

いやいや、絶対にそんなことはしないぞという信念を貫くのもいいですね。

どちらを選んだにしても、タイピングは習うより慣れろです。

他にいい方法はありません。

ぼくは絶対に今の入力方法をかえる気はありませんよ。

なんたってこれがベストです。

ATOKからMS-IMEに浮気はしましたけど、入力方法だけはかえようと思いません。

暢気な話に最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

大変失礼いたしました。

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