メルカリにカギ付きクリアポストバンクはあった!

暮らし

失ってはじめて…

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

毎日、いかがお過ごしですか。

人生というのは不思議なもんですね。

毎日、いろんなことがあります。

つい最近もこんなことがありました。

奥様のお友達が小学生の男の子をつれて遊びにきました。

前からよく知っているので、ぼくにもなついてくれてます。

ぼくの部屋に入ってきて、いろいろと物珍しそうに見ています。

その中で一番気にいったのが、カギ付きクリアポストバンクなのでした。

去年の12月、年賀はがきを買いに行ったとき、郵便局でもらったものです

Alexas_Fotos / Pixabay

確か4色あったと思います。

どれがいいですかというので、赤いのをもらってきました。

そんなに大きいわけじゃありません。

高さがやっと10センチを越えるというところかな。

かわいらしいポストの恰好をしています。

屋根と下の土台のところ、あとは真ん中の郵便物をいれるところに色がついてます。

ポイントはカギです。

ハート型のちっちゃいカギがついているのです。

郵便局でもらってきてから、机の上において、いつも小銭を入れてました。

財布に入れると重くなるし、そんなにコインは使わないのでね。

一杯になると、郵便局へいって貯金してました。

ぼくはメガバンクと郵便局、インターネット銀行の3つをうまい具合に使っています。

最近はもっぱらインターネット銀行ですかね。

これはどこのコンビニでも土日も含めて手数料なしなので、重宝してます。

今時、毎回手数料を払ってたら、もうアウトでしょ。

送金するのもタダというのがいいな。

そんなわけでちょいちょい郵便局へいくというわけじゃありません。

でも口座があると便利は便利なのです。

あげちゃいました

男の子はかなり気にいったみたいです。

特にカギがね。

このカギを取り替えたいと言い始めました。

pixel2013 / Pixabay

別のをつけるの。

うん、100円ショップで買うんだ

子供はなかなかユニークなことを言います。

奥様があげたらというので、喜んでさしあげました。

ついでに中に入っていた小銭で108円も…。

これはカギ代です。

その後もぼくの机の中をあちこち物色して楽しそう。

聞いたら、パパには机がないとのこと。

中に何が入っているのかというのは、結構面白いらしいのです。

ハードディスクを引っ張り出して、おもしろがったり、落語用の扇子に手拭いまで。

文房具にも興味津々。

あんまり見かけたことのないものがたくさん入ってますからね。

そんなわけで、いろいろと遊んだあげく、食事をしてからお帰りになりました。

貯金箱ロス

さてそれから数日すると、また小銭がたまりはじめました。

今までなら、なんの気なしに貯金箱に入れてました。

以前はクッキーの丸い缶でしたね。

いれるたびに大きな音がしてました。

さあ、またそれに入れるかと思った途端、なぜか貯金箱ロスが発生。

あの貯金箱をぼくは愛していたという事実を知ったのです。

なんと。

こんなことがあるのかな。

郵便局へ行って、余ってたらちょうだいと思わず叫びたくなりました。

しかしそんなことができるわけもなく、しばらくこの貯金箱ロス状態から抜け出せないまんま。

最初に目をつけたのが100円ショップです。

似たようなのがあれば、それでいいや。

あちこち回りましたよ。

ここいらでは一番の品揃えの店にも行きました。

実に情緒のない缶ばかりだね。

一杯になったら、缶切りであけてというのです。

横っ腹に50万円とか、これみよがしに書いてある。

どうもああいうセンスはいかん。

貯蓄というのはもっとひそひそとかわいらしく、やらなくちゃいけません。

他にはないのかなと探すと、豚のがありました。

Skitterphoto / Pixabay

これはスケルトンではあるものの、いかにも100円ですという出来。

真ん中の貼り合わせ部分の加工が熱で急いでくっつけたというもの。

郵便ポストもありました。

これがでかい。

いったいいくら入るんだ。

それに薄青い一色のスケルトンもそそらないね。

同じように貼り合わせを急いでやりましたという真ん中をくっつけた仕上がり。

どれもダメだ。

失ったものを探すのは大変なことなんだ。

その時さらに愛を深めたのです。

それからしばらくしてそうか、こういうものはなんとかオフっていう名前のお店にいけばあるかもしれないと思い直したのです。

よく電機関係のちょっとした部品とかパソコンのケーブルとかを買いにいきます。

まさかあそこにあるとは思えないけど、日常の雑貨を売る似たようなお店が一緒に同居してるとこもあったなと思い出しました。

勢い込んで入ってはみたものの、貯金箱なんてありません。

もう一件いったら、なんとあったのだ。

ところがこのポストは全身真っ赤で、粘土で焼いたもの。

お値段は手頃でしたけど、あの郵便局でもらった貯金箱の持つ軽みがない。

人生は軽みでしょ。

なんとなく、俳人松尾芭蕉みたいだけど…。

やっぱり材質とか、色合いとか、いろんなものが貯蓄というものに対する後ろめたさを払拭してなんぼのもんじゃいというところなんです。

あ~あ。

もうダメだ。

万事休す。

それからというもの、茫然自失。

しばらく時間が経ちました。

メルカリかヤフオク

ふっとある時、気がつきました。

こういう時の救世主は、メルカリかヤフオクだ。

というのも娘はなんでもメルカリで売っちゃいます。

あれがいくらだったとか、これがいくらになったとか。

一度はコンビニまで一緒についていって、送るやり方まで見ちゃいました。

あの時はよくこんなに複雑なことが店員さんはできるもんだと心底感心したね。

アホじゃ、コンビニのバイトはできません。

すぐにスマホをみた時の感動をどう表せばよいのやら。

なんとそこににはSoldoutの文字とともに、あの貯金箱があったではありませんか。

これは非売品だったのだ。

値段をみて、またまたびっくり。

冗談かと思ったよ。

4色そろって99990円というのがありました。

悪いシャレだ。

本気だったらかなり怖ろしい。

そうか、全部で4色あるんだ。

その時になってこのグッズの正式名称が「カギ付きクリアポストバンク」だということを知ったのです。

欲しい、すぐに欲しい。

ぼくは会員登録もしてないので、まあ、してもよかったんですけど、めんどくさい。

そこで娘にライン。

すぐにあちこち探してくれました。

あんまりないよ。

これのこと。

最初はまったく違うデザインの写真を送ってきました。

どうもいろんなバージョンがあるみたい。

世界は複雑系ですね。

やっとそれらしいのがありました。

緑もかわいいけど、売り切れ。

赤はなかなか出てこない。

黄色が一つあるよ

じゃあ、それ頼む。

3日後、無事にぼくの手元にいとしい貯金箱がやってきました。

袋に入ったまんまです。

チョーうれしいよ。

袋には対象年齢6才以上とあります。

なんのこっちゃ。

東大阪にあるベル玩具というところが製造したものだということまでわかったのだ。

ああ、なんと。

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今、ぼくの机の上にちょこんと乗ってます。

もし緑と赤と青がみつかったら、それもゲットしちゃうかな。

いったいどうしたんでしょ。

へんな予感がいたします。

失ってはじめて知る真実の愛の物語でした。

最後までおつきあいいただき、どうもありがとうございました。

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