本 【更級日記】神秘的な夜の山の美しさと少女の夢見がちな心の風景がみごと 『更級日記』の足柄山を読みましょう。菅原孝標女が父親と一緒に京都に戻ることになりました。 その時の喜びと戸惑いを実に見事に描写しています。彼女の持つ観察力の鋭さが文章の中ににじみ出ています。味わってみてください。 本
本 【玉勝間・本居宣長】すぐれた随筆を読み学問や人生の深みを知る【謙虚】 国学者、本居宣長の随筆を読みましょう。そこには驚くべきまでの謙虚さが溢れています。1つの時代を築き上げた学者が、ここまで自分に対して、謙虚に振舞えるということが驚きを覚えます。 本
本 【達人は達人を知る・今物語】道を極めた人には他者の真価がわかる【歌詠み】 今回は『今物語』という本に載っている歌人の話をとりあげてみましょう。定家と家隆の話です。二人とも当時としては最高峰の歌人でした。各自、誰の歌が好きかという話をしていくと、互いがそれぞれの歌をあげたのです。 本
本 【言いあてし薬師・花月草紙】人は苦しい目にあってはじめて忠告の意味を知る 松平定信の書いた『花月草紙』を読みましょう。今回は名医に予告された病気になった人の話です。人間はいくら忠告されても、本当に困った状態にならない限り、なかなか他人のいうことを聞かないものです。悲しい性ですね。 本
本 【万葉秀歌】日本最古の歌を通じていにしえの人々のおおどかな息吹きを知る 万葉集を読みましょう。4500首の歌が収められた我が国最古の歌集です。天皇から農夫にいたるまで、さまざまな階層の人が歌を詠んでいます。感情をストレートにそのままぶつけた表現は、読む者の心を捉えて離しません。 本
学び 【講演会が好き】気配と息遣いから作家の度量を肌で知ることが可能 講演会のCDなどを聞いていると、その作家の生の度量が自ずと伝わってきます。あるいは講演集を読むことも可能です。いわゆる小説などの作品と違い、より生々しい作家の横顔に触れることができるのです。 学び
学び 【マジョリティ・チェックの重要性】差別の深層を学び人権感覚を養う マジョリティであれば、それだけで最高の権力を得たことになります。あなたの前には自動で開かれるドアがあるのです。なんの差別もなく結婚や就職ができます。しかしその一方でマイノリティの場合、次々と道は閉ざされていくのです。その構造を探りましょう。 学び
小論文 【小論文】模擬試験を複数回受験して自分の弱点を探そう【重要】 小論文の模擬試験を複数回受けましょう。苦手なところが見えます。結果に一喜一憂するのはナンセンス。弱点を探すためのプロセスなのです。苦手な分野を集中的に勉強しましょう。語彙を増やします。それだけで隋分とはっきりしたいい文章になりますよ。 小論文