本 【岩鼻や・去来抄】芭蕉・去来・酒堂3人の解釈の違いに俳諧の深みが潜む 俳句の話です。向井去来の『去来抄』の中にでてきます。岩鼻やという句の解釈をめぐって芭蕉との考え方の違いが明らかになります。たった一つの表現を変えただけで、世界の構図が違ってしまうのです。 本
学び 【無為自然・列子】主体性のない判断には常に危険性が潜むという教訓 無為自然を常に考えていた道家の思想家、列子について考えてみましょう。今回の話はいつの時代にも通用する基本的な考え方です。主体性もなく、ただ他人の考えにのると、あとでとんでもないことになるという教訓です。 学び
本 【枕草子命名のナゾ】「枕」という言葉に潜むヒミツを探ってみると 『枕草子』というのはよく考えてみると、不思議なタイトルですね。なぜ、このような題名になったのでしょうか。その理由を探ろうとすると、いくつかの謎に前方をふさがれてしまいます。今回は彼女の跋文を元に、その秘密にせまります。 本
学び 【メリトクラシーの功罪】資本主義の原動力に潜む危うさは想定以上だった メリトクラシーという言葉を聞いたことがありますか。難しい表現ですが、最近よく耳にするようになりました。一言でいえば、個人の努力や実績次第で、社会的地位を変えられるというのが基本的な考え方です。現代は弱肉強食の時代だということです。 学び
小論文 【贅沢の条件】情報化社会と物語の間には「はるけさ」と「おののき」が潜む 情報化社会が進みすぎ、人々ははるけさやおののきから遠いところにいます。かつてのような手仕事の時代には語り継がれた物語がありました。しかし今はネットの時代です。何も考えているゆとりもなく、映像が目の前に飛び込んできます。 小論文
本 【チーズはどこへ消えた?】ビジネスマンの心に潜む変化への迷いは 『チーズはどこへ消えた』という本を知っていますか。現代のビジネスマンの中にある不安を言葉にした時、それがチーズだったのです。それまでは食べられたチーズがいつの間にか、なくなってしまいます。どうしたらいいのか。そのテーマが主題です。 本
小論文 【絆とアイデンティティ】その表現に潜む暴力性に気づく時【小論文】 絆とアイデンティティという言葉には注意をして下さい。うまく使われている時には大きな効果をもたらします。しかし反対に暴力装置になってしまうケースもあるのです。内戦などに絡んで民族や宗教のアイデンティティとして使われる場合があります。 小論文
小論文 【小論文・慶應・環境情報】課題文の実例はこれ【日常に潜む問題】 小論文の出題例を取り上げてみます。2019年に慶応義塾大学環境情報学部で出された問題です。小問にわかれています。写真が26枚添付され、解答するのに苦労したことと思います。大きなテーマではありません。それだけに日常生活での観察力が大切です。 小論文