ない

ノート

飛行機にはバックするためのギアがないという当然のようで嘘みたいな真実

飛行機は自分で後ろには走れません。頭からゲートに突っ込んだ後は実に情けないのです。専用の車で、頭を押してもらいます。とにかく前に向かって走ることしか知りません。気持ちが真っすぐでわかりやすいですけどね。
ノート

【真打すごろく・柳家権太楼】死ぬまで続く芸の道にあがりはないという真実

柳家権太楼は爆笑派の噺家です。大変な人気ですね。彼の落語にはひじをはったところがありません。自然体でのんびりと聞けるのです。代表作は「代書屋」でしょうか。ほかの人には出せない味があります。

【入れ札・菊池寛】人間の自尊心くらい面倒なものはない【新作落語】

菊池寛の短編に『入れ札』という小説があります。国定忠治の出てくる話なのです。それが「文学国語」の教科書に載っていました。驚きましね。人間の自尊心の複雑な一面をみごとに描いた話です。
ノート

【現代の価値観】「私」の消えた欲望には主体がなく始まりも終わりもない

現代という時代はどこに真実があるのか。それがよく見えなくなっています。あらゆる価値が輻輳化し、私の概念さえも揺れています。自分が本来持っている欲望の姿さえ、はっきりと見えなくなっています。それを追いかけると、まるで蜃気楼のように消えるのです。

【宋名臣言行録・王旦】賢者で有能にして忖度のない臣下の実力を見抜いた男

今回は漢文の文章の中から、古来の賢人たちの言行録を読みます。『宋名臣言行録』がそれです。皇帝の周囲には多くのすぐれた臣下が集まります。その中でもことにすぐれていたのが、王旦でした。彼のとった行動は、後の世の参考にもなります。
学び

【チャットGPT】国語の授業で試みに扱ってみたという新聞記事を読んだ

チャットGPTに対する興味はつきません。国語の授業などでもかなり使われています。その実践例がありましたので、現在の位置を冷静に見ておこうと思い、この記事を書きました。どこまでの可能性を持っているのか。そろそろ検証しなくてはなりません。
学び

【学力とは何か】正解のない問いを求め続けることの意味【評価の基準は】

新しい学力観が求められています。文科省も2020年から、学習指導要領を改訂しました。大学入学試験の内容も以前とはかなり異なったものになりつつあります。答えのない問いをどこまでも考え続けることの大切さが論じられています。
小論文

【小論文のカギ】自己主張の後に理由のない文は無価値である

小論文は英語の構文によく似ています。自分の主張をはっきり書き、その理由を後から付け足すのです。YesNoを明確にするのも英語の文と同じです。なぜならをうまく使って、現実に目の前で起こっている事象を説明するのです。そのためには論理性が必要です。