ノート 「高村薫」日本が崩れていく現実を冷徹に見て取った作家の目「反論不能」 作家高村薫の冷徹な目で今の日本をみると、どう見えるのか。あまりにも杜撰なシステム管理と未来を見抜く目を持たない日本人。それでいて妙にぬるま湯のような平和の中で静かに暮らしている。この先、この国はどこへいくのか。 ノート
ノート 「考える身体・三浦雅士」身体をどう動かすかのリアルは集団の文化の中にある 人間の動き方は時代によって大きく変化してきました。その典型が歩き方です。工業化社会が必要としたのは、ナンバ歩きとは違う西洋型の歩き方でした。身体は集団の論理によって全く違う論理の中へ滑り込んでいったのです。 ノート
小論文 「遅いインターネット・宇野常寛」世界との距離感を保つ「書くことの役割」 世界はネットでつながっています。コスパとタイパの競争がこれでもかと続いているのです。しかしあまりに速いインターネットの環境が、人間の精神を病的なものにしつつあるのです。自分で考え、書くことの大切さをここでは述べています。 小論文
ノート 児童書で有名な岩崎書店前社長の言葉が強く響いた「85歳の情熱と使命」 児童書で有名な岩崎書店をご存知でしょうか。ユニークな本を出版している会社です。そこの前社長のインタビューをなんの気なしに見ました。非常に面白かったので、ここに紹介しようと思ったのです。 ノート
小論文 「国立高校小論・生成AI」文化人類学の立場からアフリカ人の合理性を考える アフリカ人の生き方を特殊なものとしてみてはいけません。そこにはきちんとした合理性があるのです。それを文化人類学の立場から読み解こうという試みです。都立国立高校の推薦入試に出た問題を考えます。 小論文
小論文 「国際高校IBプログラム」図書館をテーマにして統計データ使った小論文 国際高校のIB入試は毎年グラフの読み取りがでます。数字を短時間で読み取るために、さまざまなパターンの問題を練習しなければなりません。今回は図書館の数から、質の変化までを読み取る問題を取り上げました。 小論文
小論文 「令和6年国際高校IBコース小論文問題」多摩地域の林業における経営力強化 令和6年度国際高校IBコースの小論文を考えます。森林資源の問題を考える問いでした。多くの受験生にとっては、あまり実感のないテーマだったのではないでしょうか。どのような問いが出ても、それに食いついていく気概が必要です。 小論文
小論文 「令和7年度国際高校IB小論文」生成AIアプリを使って解答を試みた 都立困祭高校のIBクラスを受験するためには小論文のテストが必須です。過去にどのような問題が出たのかをグーグルの新ソフトを使って分析してみました。解答例もあげたので、読んでみてください。 小論文
学び 「NotebookLM」数分で要約をし会話にまとめる能力に恐怖を抱く NotebookLMというアプリをご存知でしょうか。生成AIを使ったアシスタントプログラムです。短時間で問題のありかをつきとめ、要約します。さらに会話体でまとめることもしてくれるのです。そのスピードも驚異的です。 学び
本 「蜻蛉日記」藤原氏本流の夫との結婚生活で味わったとまどいと苦悩の21年間 蜻蛉日記には複雑な女性の心がみごとに描かれています。自分の夫が昇進するのもそれほど嬉しくはありません。仕事が忙しくなり、かまってもらえなくなるのがイヤなのです。そのため、ちょっとした歌の中に、その気持ちが強くあらわれました。 本
ノート 「小国寡民・老荘」便利な道具や技術を避け質素な暮らしを望む人生のあり方 老荘の思想のひとつに「小国寡民」があります。少ない人々が多くの欲望を抱くことなく、質素に暮らす様子を示したものです。現代においては不可能なのでしょうか。もう一度考えてみました。 ノート
本 「能をつかんとする人・徒然草」1つの道を愚直に突き進むことの難しさ 兼好法師の『徒然草』には今も通用する真理がたくさん含まれています。そのうちの一つがこの芸能に関するものです。芸の道に精進するということの厳しさを実感させられます。飽きずにコツコツと長くやり続けることの大切さが示されています。 本
ノート 本を読むことの意味をネット全盛の社会の中でもう一度考えてみた ネット社会の中で、本を読むことの意味はどこにあるのでしょうか。考えてみると、なかなかに難しいテーマです。自分の知らない世界への飛躍に満ちた想像力の遊飛とでも考えることはできませんか。 ノート
ノート 「幸福はどこに」子ども時代との断絶を経験しない大人の行き着く先は 働くことの意味みなさん、こんにちは。元都立高校国語科教師、すい喬です。子ども時代との断絶を経験しなかった人が増えていますね。大人と同じような価値観を、いかにも自分の考えとして述べる子どもも増えました。学歴厨などと呼ばれる人も、その中に入るかもしれませ... ノート
小論文 「ネット時代」世界が狭くなり人は観客席に座ったままの傍観者になる ネット時代とはとういう表情を持っているのか。人はそこでどんな行動をとるのか。考えてみる価値がありますね。本来、人間がしてきた考えるという行為も、今やAIが代わって行う時代になりました。そこで人の知識や経験はどういう意味を持つのでしょうか。 小論文
本 「落窪物語」継子いじめというテーマは人間の本性に根差したものなのか 落窪物語といえば、中世から読み継がれている継子いじめの話しです。人間は本質的にいじめという行為をやめられないものなのかもしれません。どこかで非難しつつ、やはり好奇心をそそらずにはいられないのでしょう。 本