【ワードプレス】バックアップ・アプリ3本にはそれぞれ独特の癖がある【難】

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みなさん、こんにちは。

元都立高校国語科教師、すい喬です。

ブログを書くといったらワードプレス一択ですよね。

今はそうなんです。

しかし今から10年ほど前には、MovableTypeなんていうのがありました。

他にもさまざまなのがありますけどね。

総称してCMSといいます。

Contents Management Systemの略です。

つまりこれを使うと簡単にブログが作れますよというワケです。

最初のころはみんなMovableTypeでした。

しかし、いかんせんひな形が弱かった。

いいデザインの、テーマと呼ばれるひな形がほんとに少ししかなかったのです。

そのうえ、ブログ1つ分だけが無料でした。

そこへ登場してきたのが、WordPressです。

27707 / Pixabay

瞬く間に席巻して、ほとんどの人がこのCMSを使うようになりました。

解説本も山のように出版されたのです。

テーマも無料のいいものがいくつか紹介されて、みなさん飛びつきました。

その代表が「Cocoon」です。

今では大手のサーバーである「Xサーバー」から自動でインストールしてできるまでになりました。

これはすごいことなんです。

なんとなく始めてみようかと思ったら、このサーバーを借りた途端、インストールされちゃいます。

もちろん、有料でもいいという人は、人気の「swell」などはとってもオシャレですね。

あとはタイトルとパスワードを決めるだけ。

デザインもあっという間に、それらしくなります。

あなたも一流のブロガーに

わずかな時間で、すばらしいデザインのブログが完成します。

ここまでは誰でもできるのです。

しかし問題はここから。

なんといってもコンテンツが命ですからね。

何を主題にするのか。

雑記ブログもよし、たった1つの内容だけでもいいのです。

自分が50本ぐらいは書けそうな、俗にいうブルーオーシャンを目指してください。

あなたがこんなことは誰でも知ってるはずだと思っていることでも、誰も知らないことはたくさんあるのです。

ニッチな内容であればあるほど、ライバルはいません。

そこがまさに宝の宝庫になるのです。

青い海とはうまいことをいったものです。

たくさんの人が来てくれたらいいですね。

ついでにアフィリエイト広告を入れたり、グーグルのアドセンスを入れることも考えられます。

読者がポチってくれたら、それがマネタイズへの道です。

ただしグーグルのケースは申請をしなくてはなりません。

条件がいくつかあります。

それをきちんと守ること。

審査に落ちても、どこがダメなのか、教えてくれません。

必死でなおして、再申請です。

その繰り返しの間に、記事の数も増えるでしょう。

さて問題はここからです。

難関-PHPmyadmin

Xサーバーを例にとりましょう。

この大手サーバーは、毎日、バックアップをとってくれます。

だからこんがらかって、どうにもならなくなった時でも、ちゃんと安定したブログの内容を保存しておいてくれるのです。

だからといって、すぐに再構築しないと、どんどんダメなサイトの情報を上書きしちゃいます。

いつのデータが欲しいものかわかっていれば、2週間分は保存してあるので、その日のデータをとりこんでください。

このサーバーが使っているアプリは「BackWPup」という名前のものです。

サーバー情報までいって、順番にいわれたとおりにすれば、なんとかなります。

とはいえ、WordPressというのは癖の強いCMSです。

昔のホームページの構成とは全く違います。

2つのデータから出来上がっているので、片一方だけがあってもダメなのです。

それがデータそのものと、データベース言語であるSQLです。

この2つをいつもきちんと管理できて、一人前です。

データはなんとかFTPソフトで上書きできますが、SQLはそう簡単にはいきません。

この管理には「PHPmyadmin」というソフトを駆使しなければならないのです。

これが面倒臭いから、「BackWPup」は使わないという人が多いのです。

しかしやってみる価値はあります。

データも普通はサーバーに残したりしますが、Dropboxなどでも使えます。

どうしてもサーバーに頼ると、ストレージがいっぱいになってしまうのです。

ぼくは4つのブログをたった1つのサーバーで使っている関係上、かなり厄介です。

6年も書いていると、写真のデータなどとあわせて、1つのブログの容量が1ギガを超えるのです。

これを2週間分保存したら、ブログ1本で15ギガ使うことになります。

さすがに最初からはこんなことになりませんが、注意が必要ですね。

All-in-One WP Migration

よく使われるのに代表的な「updraftplus」があります。

こっちは割合みたとおりの感じで進めることができます。

ただしあんまりデータの量が増えるとエラーが出ます。

事実、ぼくのサイトはもう無理です。

どうしてもバックアップが必要なので、今は面倒ですけど「BackupWP」にしているというワケです。

ここでどうしてもこういうアプリは面倒臭いという人のために、最後の1つをご紹介します。

これは基本的にバックアップというよりは、そのまま引っ越しをするときのためのものです。

ブログ全体をたった1回の操作で全部まるごと1つの塊にしてくれます。

それを新しいところへ持って行って開くだけです。

かつて本当に厄介な、どうやってもクローンのブログにならない時、このアプリを使いました。

まるで魔法のようです。

ただしこのアプリには容量の限度があります。

2ギガくらいまでなら、PHP.iniをいじれば、なんとかなります。

名前は「All-in-One WP Migration」というプラグインです。

古いバージョンの一部を改変すれば、いくらでも容量が増えるという記事もありました。

試みてみたものの、うまくはいきませんでした。

あんまり大きくなったブログでは成功しません。

プロは有料のを使っているようです。

これなら一瞬ですからね。

そんなワケで、3つのアプリをご紹介しました。

どれもやってみる価値があります。

しかしその前にすばらしいブログをつくるのが基本です。

ブルーオーシャンを目指してください。

応援してます。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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