【独学の基本】最良の縁と相性がハイレベルな経験知と脳力を創り出す

学び

縁と相性

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

今回は独学の基本について考えます。

それは何か。

ズバリ最良の縁と相性です。

ぼくはこの2つの存在を信じています。

今までの人生の中で本当にさまざまな人に出会ってきました。

仕事を何度もかえました。

その度に、縁は大切にしなくてはいけないと考えてきたのです。

道に迷って右か左か、どちらかにしなければならない時も同じです。

縁を最優先にしてきました。

その結果が現在の自分です。

全く後悔していません。

それと同時に相性も重視しました。

仕事をしていく中で、この人とは合うとか合わないなどと考えました。

もちろん、すぐ表情に出したりはしません。

しかしなんとなく相手にも伝わるのでしょう。

人間は動物です。

好悪の感覚はすぐにわかります。

独学も全く同じです。

いくらやっても上達しない。

あるいは面白くないというケースだってあります。

少し無理をして始めてはみたものの、なんとなく面白くない。

積極的に関わろうと思わない。

こういう時は、縁がなかったと思ってきっぱりとやめた方がいいです。

楽器にしても、相性があります。

好きならば、どんなに他人が止めても先へいきたがる。

しかし反対に嫌いならば、無理にレッスンに行こうと誘っても足が重くなるものです。

スポーツでもなんでも同じです。

人生のすべては縁と相性なのです。

人間は正直

独学に無理は禁物です。

どれほど必要な勉強であっても、自分にはあわないということがあります。

これからの時代はプログラミングだといわれて教材を買った。

始めてはみたものの、ちっとも面白くないしわからない。

こういう時はしばらく時間をあけてみて、もう一度トライしてみてください。

それでもダメなら、縁がなかったと思って諦めることです。

geralt / Pixabay

元々、相性がよくなかったのです。

人には自ずと得意不得意な分野があるのです。

それを無視して強引にやろうとすると、とんでもない結果になります。

芸事も学問もスポーツもすべてそうです。

同じ親から生まれた兄弟であっても、全く違います。

この分野なら人に負けないということが大切なのです。

文字を書く、絵を描く、音の違いが聴き分けられる。

言葉に対する感覚が鋭い。

数字なら全く苦にならない。

手先が大変に器用である。

どんな分野でもいいのです。

神は1つの輝きをくれた

勉強も同じです。

この分野なら全然イヤじゃないということがあります。

よくいう得意科目です。

これは本当に不思議です。

どうして国語は好きなのに、数学は全くダメなのかということが当たり前のようにあります。

神は1つだけ、その人間にふさわしい場所をくれたのでしょうね。

誰にでも必ず輝けるようにと力を授けてくれたとしか思えません。

人間は他人に認められ、褒められることで自尊心を満足させることができます。

自尊感情は、生きることの意味につながるのです。

自分はこの世界の中で生きていてもいいのだという嬉しい感覚です。

それがさらに伸びると脳力になります。

経験知が増して、その分野における力を十二分に発揮できるようになるのです。

若い時に好きだったものは、年齢を重ねても嫌いにはなりません。

しばらく仕事が忙しくてやめてしまったとしても、再び始めると意外なほど早く元のレベルに戻ります。

そこからはかなりのスピードで上達していくのです。

独学の基本は何が自分に向いているかを探すことに尽きます。

つまり自己発見です。

それができれば、あとはなんの不安もありません。

突き進めばいいだけです。

ほんのわずかな時間を見つけて、好きなことに打ち込みましょう。

休みの日を全て使うことはできません。

社会人としての責任もあります。

しかし少しの余暇時間ならそれにあてられるのではありませんか。

わかることの楽しさ

かつて挫折した勉強であっても、それが楽しければ先へ進めます。

ぼくは以前数学を勉強していました。

大学まで行って勉強を続けましたが、次第に理解不能な世界に入ってしまいました。

ほとんど哲学的な領域だったような気がします。

そこで扱うのは無限次元空間などというとてつもないものでした。

元々、ぼくにはその世界に至る許容脳がなかったものと思われます。

しかし昨年ふとしたことで、ネット大学の授業を聞く気になったのです。

線形代数学の授業でした。

ほぼ3か月以上、毎日パソコンの前に座って勉強しました。

行列式の計算と複素数ベクトルを学び、とても楽しかったです。

ぼくにとって、現在数学を学ぶことになんの必然性もありません。

純粋に頭の体操です。

複雑な行列式を解いている瞬間、かつてやった学習の感覚が蘇ってくるのを感じました。

これが独学の楽しさです。

なんのためでもない。

ただ経験知と脳力を育てる。

わからなければ、易しいところから始めればいいのです。

中学や高校でひっかかった分野はなんでしょうか。

それを思い出してください。

もう誰のためでもないのです。

全て自分の人生の中に彩りをつくっていくための装置だと考えてください。

相性がよければ、かなり先まで進めます。

何ごとも縁です。

誰かが勧めてくれたら、自分には無理だと尻込みしないで、まずやってみること。

お金をかける必要はありません。

昨今はテキストさえあれば、ほとんど無料で勉強できます。

何が自分にできるのかを考えるだけで楽しいじゃありませんか。

それがやがて芽を出して、あなたの新しいパーソナリティになります。

独学とはそういうものなのです。

作家の高橋源一郎さんはふとしたきっかけから手にとった『論語』に魅せられ、20年間も研究し続けたそうです。

つい最近『1億3千万人のための論語教室』を出版し、ベストセラーになっています。

好きこそものの上手なれ。

昔の人はうまいことをいったものです。

料理も楽しいですね。

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歴史も、語学も学び続けられる喜びはやった人にしかわかりません。

放送大学の卒業式風景などをみていると、学び続けた人たちの誇らしい表情に心うたれます。

自信に満ちた脳力をつくりあげていきましょう。

人間、死ぬまで勉強です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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