黄金餅

落語

【落語・黄金餅】人間の持つ不道徳や業のオーラを全身で感じる怖い噺

人間の持つ不可解な部分をあぶりだした落語があります。それが黄金餅です。こんなことが落語になるのかというくらい、凄惨な噺です。それをサラリとやってのけるところが、芸でしょうか。立川談志はそれをやってのけました。1度きいてみてください。
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【落語】黄金餅の抜け感と絶品の道中付けは古今亭志ん生の独壇場

落語「黄金餅」は暗い陰惨な噺です。しかしそれを明るく独特の抜け感で表現したのが、名人古今亭志ん生です。絶品の道中付けはいつ聞いても楽しいです。坊主のいいかげんなお経とあわせて、この噺の骨格を形作っています。貧乏長屋のエネルギーも全開ですよ。