本 【癇癖談・書を読む】学者は貧乏と相場が決まってるけど、だから何?というお話 本をよむことがそんなに価値あることなのかどうか。それを根本から考えてみようという随筆です。作者はあの『雨月物語』の上田秋成です。どういうつもりでこのエッセイを書いたのでしょう。その意味の深層を探ってみることにします。 本
本 【本を読むと路に迷う・朝吹真理子】自分を見失う楽しみのための読書とは 朝吹真理子氏のエッセイを題材に選んでみました。『文学国語』の教材して所収されていたからです。彼女が芥川賞を受賞した『きことわ』はユニークな構造の作品です。夢と時間が交錯する中で、人はどのような感覚を持つのかがテーマなのです。 本
本 【声に出して読む・初恋】七五調の文体を身体の中に取りこんで心地良く 島崎藤村の詩を読みましょう。初恋です。誰もがよく知っている詩です。なぜこの詩は人気を保ち続けているのでしょうか。その理由を考えると、文体の問題があります。七五調の文語文が持つ響きは、他の詩とは明らかに違うのです。 本
学び 【ネット時代】紙の本を読む行為と身体性を持つこととの相関関係は 紙の本を読むことと、ネットで文字を読むこととの間にはかなりの違いがあります。それを一言でいうとするならば、身体性でしょうか。そこにどの程度の実感があるのか。肌で感じる接触感などが全く異なるはずです。当然、言葉に対する感覚にも違いがあります。 学び
本 【兵法書・戦国策】軍師の術策は人の心を読むことに尽きる【勝利】 中国の兵法書にはさまざまなものがあります。戦国策もそのうちの1冊です。さまざまな戦いで繰り広げられた戦いの様子を裏側から描写しています。人間の心理をきちんと知らなければ、軍師にはなれなかったのです。 本
小論文 【小論文・人間らしさ】書いたら友達に読んでもらおう【慶応SFC】 小論文を最初に始めたのはAO入試を導入した慶応大学です。今も大変に難しい問題が多く出ます。特にSFCに出題されるテーマは多様です。どこからでも書けるというぐらいの実力がないと、合格は難しいでしょう。今回は2020年度の問いをみてみます。 小論文
本 【アマゾン・Kindle】青空文庫をDLして名作をタダで読もう! 著作権の切れた名作をデジタル化して公開しているサイトがあります。青空文庫がそれです。パソコンやスマホ、タブレットなどで読むことができます。専用のソフトもいろいろあり、自分の好みにあわせて選ぶことができるのです。今回はkindleをご紹介します。 本
学び 【新書を読もう】小論文に頻出する課題はこのニクい本に直結していた 小論文を書くために何をすればいいのか。1番のお勧めは新書を読むことです。新書にはさまざまなジャンルのものがあります。自分の興味、関心のあるものから次第に裾野を広げてください。必ず課題の内容に肉迫した文章が書けるようになります。まず読むことです。 学び