沈黙

暮らし

【沈黙する花】美しい花があるだけで花の美しさというものはない【死の予感】

映画監督、西川美和氏のエッセイから考えたことを文章にしました。花はいつも沈黙しています。しかしその存在感は非常に絶大なものです。なぜでしょうか。1つは枯れて腐っていくからです。死の匂いを放つ最強のアイテムなのです。

【私が棄てた女・遠藤周作】1人の女性像に永遠の聖性を託した小説

遠藤周作は第3の新人と呼ばれたグループの作家です。代表作はなんといっても『沈黙』でしょう。しかしそれ以前に書かれた作品にも名作が多々あります。ここでは『私が棄てた女』を取り上げます。聖性に満ちたイエスやマリアにも通じる美しい心の持ち主です。
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【ハレの日が終わって】停滞した時間を黙って生き続ける【ケの連続】

ハレの日が終わりました。人々は再び、日常の風景の中に戻っています。しかし現在の状況は全く先が見えません。オミクロン株に覆われ、第6波が現実のものとなりつつあります。私たちは何を頼りに生きていけばいいのか。幸福はどこにあるのでしょうか。

【コミュニケーション力と沈黙】発信力の確かさが人間的な魅力の核

齋藤孝の新書『コミュニケーション力』は興味深い本です。人間はつねに発信力を求められているのです。特に今日のようなグローバル社会においては自分をどう表現するのかということは大きな意味を持ちます。同時に沈黙が大切なことは言うまでもありません。
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【讃美歌】穏やかな音楽の響きに祈りの心が目覚める【タイタニック】

讃美歌クリスチャンという言葉がありますね。キリスト教徒ではなくても讃美歌を好む人のことです。どの曲もとてもきれいな響きを持っています。聞いているだけで敬虔な気持ちになることができるのです。どんな曲をご存知ですか。