桂三木助

落語

【桂三木助・芝浜】暮れになると必ず聞きたくなる定番の人情噺はこれ

暮れになると必ず聞きたくなるのが人情噺、芝浜です。第一人者は3代目桂三木助と言われています。この噺家の落語は実に洗練されていて口跡が見事なのです。江戸っ子の気風の良さが香り立ちます。夫婦の情愛に満ちた年末にピッタリの噺だと言えるでしょう。
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【宿屋の仇討ち】旅ばなしの定番・粋な侍の物語は正真正銘の真打落語

旅の落語の代表格です。この噺がトリでできれば真打です。桂三木助が東京に持ってきました。宿屋での仇討ち話です。しかしこれがとんだ座興だったというオチがつきます。主人公は粋な侍、万事世話九郎。隣の部屋の賑やかな江戸っ子たちに一芝居をうちます。
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【落語】左甚五郎入魂の彫り物・ねずみが動いたという人情噺の傑作

落語にはいろいろな動物が登場します。その中でも「ねずみ」は人情噺の大傑作。仙台一の宿屋を番頭に乗っ取られた主人のために、名人左甚五郎が精魂込めてねずみを彫ります。その彫刻が突然動き出しました。この評判を聞き、客が次から次へと訪れるのです。