大岡信

学び

【日本画の特質・大岡信】決定的な違いは対象の捉え方にあり【二項対立】

詩人、大岡信の評論を読みます。日本画の特質を自然と季節感の中から探し出そうというものです。もともと日本画の画題はリアリズムとは遠くかけはなれたものが多いのです。なぜそのようなことが起こるのか。そこに日本人の美意識が宿っているのです。

【大岡信・ことばの力】染色家志村ふくみの見た桜色の真実とは

詩人大岡信のエッセイにはさまざまなジャンルのものがあります。その中でも染色家、志村ふくみさんとの対談について触れたものは出色です。草木染めの大家が語った言葉の中から、真実を見抜きました。中学校の教科書にも所収されています。ご一読下さい。

【詩人・茨木のり子】心に突き刺さって抜けない魂の言葉がせつなくて

茨木のり子を知っていますか。既存の権威と戦いながら、自分の歩いていく道を探し続けた孤高の詩人です。その表現に触れると、心が痛くなります。自分に正直に生きようとすることは、けっして楽ではありません。それでも自分を捨てなかった人の魂の叫びなのです。