入船亭扇橋

落語

【五戒で保つ】落語・蒟蒻問答から人生の深淵を覗く【目の前を見よ】

蒟蒻問答という落語には難しい仏教用語が出てきます。その代表が五戒という言葉です。この戒めを守れば人間は間違った人生を送らずに済むというのです。しかしこれが大変に難しい。それだけ魅惑に満ちているからです。欲望に勝てる人になるのは至難なのです。
落語

【落語】左甚五郎入魂の彫り物・ねずみが動いたという人情噺の傑作

落語にはいろいろな動物が登場します。その中でも「ねずみ」は人情噺の大傑作。仙台一の宿屋を番頭に乗っ取られた主人のために、名人左甚五郎が精魂込めてねずみを彫ります。その彫刻が突然動き出しました。この評判を聞き、客が次から次へと訪れるのです。