不安

学び

【恐怖とは何か・岸田秀】自我を崩壊させる不安の塊りが怖さを助長する

恐怖とは何かということを考えようとした評論です。難しいテーマですね。一言でいえば、自我の崩壊がなせる業なのです。自分をキープできなくなった時、人は恐怖感を覚えます。そのメカニズムについて、一緒にみていきましょう。

【源氏物語・薄雲】明石の君は我が娘を紫の上に預ける不安に悩み苦しんだ

「源氏物語』は我が国を代表する創作です。紫式部の持つ類まれな力が、多くの人物を実に多彩な形で描き出しています。今回は明石の君が娘を光源氏に預ける決心をする段を読んでいきましょう。趣きのあるしみじみとした内容です。
暮らし

不安な時代・自分の運勢を占いに頼ってでも知りたいという願いは永遠

人間はいつも不安なのです。自分の未来がどのようなものか知りたいのです。しかし運勢を予知することは不可能です。そこであらゆるものにすがってしまう。ある意味で人間の弱さが露呈します。占いや易は永遠になくならないのでしょうね。
暮らし

【行列考】誰かが並ぶから並ぶというごく不思議な人間の習性とは

行列というのは不思議なものです。人気のある店に人はなぜ並ぶのか。その理由を探っていくと現代人の不安がみえてきます。自分だけひとりぼっで取り残されるのが怖いのかもしれません。並ぶという行為はかなりハイレベルなアクションなのです。
落語

【落語】猿後家は人間の自惚れを持ち上げるコテコテ感満載の心理劇

猿後家という落語をご存知ですか。大阪発祥のコテコテ噺です。えげつなくて面白い。人間の自惚れをこれでもかとくすぐられ、不安が喜びに変わっていくという不思議な心理劇を見ているようです。東京版もユニークですよ。落語300年の底力を感じさせます。
落語

【衝撃】令和の与太郎はAI革命の荒波に勝つことができるのか?

落語の登場人物の中で1番の人気者、与太郎。しかし彼はこの厳しい令和のAI革命の中を生きていけるのでしょうか。効率重視の社会が息苦しさを増し、AIがつねに正解を求めて躍動する中で、与太郎に許された生き残りの方法は何か。一緒に考えてみましょう。
暮らし

ついやってしまう毎日のミスを少しでも減らすための神アイデアはこれ

毎日の生活でついやってしまうのが家の鍵。ちゃんと閉めたのかどうか、すごく不安になります。毎日のことなので、閉めたはずなんですが、どうも自分が信じられない。財布や定期入れを入れておく場所も固定した方がいいですね。ポイントは指さし確認ですよ。