水没した車のリモコンキーをクレ556が突然6年目に復活させた話

ノート

キー水没

みなさん、こんにちは。

ブロガーのすい喬です。

生来の慌て者です。

自分が誠に情けない。

今までに数々の失敗をしています。

とくに車のキーは鬼門ですね。

キーの閉じ込みは何度やったことか。

その度にJAFに来てもらいました。

さすがに新しい車にしてからはやってません。

なぜか。

キーのシステムがかわったからです。

リモコンドアロック付きのキーになりました。

これは手に持っていないと、ロック出来ません。

つまり車内に置いたままにしていてはカギをかけられないのです。

stevepb / Pixabay

つまり閉じ込めるということはできません。

かなりの進歩ですね。

最初の頃はいい調子になって、車に乗る前に確かめたりしてました。

特にバックのドアを開ける時など、運転席側の鍵穴にキーを入れなくても簡単に開けられます。

助手席側を開ける時も便利です。

1つしかないキーなので、大切に使ってました。

残りのスペアにはこの機能がついていなかったのです。

きっと値段が高いんでしょうね。

さあ、ここからが今回のテーマです。

ついにやっちゃいました。

洗濯です。

ズボンのポケットです。

水没したキーを見つけたのは奥様。

ガミガミと雷が落ちるのは想定内ではありましたが、それ以上にショックだったのはキーが使えなくなってしまったこと。

いくらボタンを押しても無反応。

あちこちのサイトを見ました。

とにかくなんにもしないで干せとありました。

中に水が入っているかもしれないので、ドライバーで開封。

電池を抜きました。

あとはひたすら乾燥。

2日間ぐらいそのままにしてました。

それからボタン電池を買いに行ったのです。

内心では、これだけ乾かしたんだから、電池さえ取り替えればOKだろうと思ってました。

ところがなんと。

全く反応しません。

悲しかったです。

どうしたらいいものか。

表面に何かがついているのかと思って、乾いた歯ブラシでゴシゴシ。

再びドライバーでねじをしめて、試みてみたものの…。

やっぱりダメ。もうこれはきっとキーを取り替える以外に手はないだろうと観念しました。

ディーラーへ

近くのディーラーへ別の用事で行った時、相談しました。

なんでもかなりの値段がするとのこと。

確か3万円だったかな。

車のキー1本の値段じゃないよ。

なんでもそれぞれのキーに番号が割り振ってあって、それを読み取り、キーに再び読み込ませるのだとか。

高級なものは複雑ですね。

まいりました。

本当に取り替えてもらおうと思ってみたりしたものの、臨時の出費はしたくない。

というのも動かないワケではないのです。

鍵穴に入れて回せば、ちゃんとドアは開くのです。

当たり前ですよね。

だからますます悩みは深くなりました。

その後も何度か交換しようかなと思ったこともあるのです。

特に車検の時なんか、代車を借ります。

そうすると、楽なんだ。

ボタンを押すだけで、ピカッと光りすぐに開くのです。

AutoPhotography / Pixabay

これも当たり前かな。

やっぱりこっちがいいと思うのは当然でしょ。

それでなくてもだんだん横着になりつつあるのです。

でももったいない。

動くんだから。

奥様は諦めなさいの一点張り。

仕方がないからそのまんま使ってました。

鍵穴にキーが入らない

それから6年。

梅雨時は雨ばかり。

するといつも簡単に鍵穴にささっていたキーが、なかなかスムーズに入らないのです。

おかしいなと思い、濃い目の鉛筆をキーのまわりにこすり付けたりもしました。

しかしどうもうまく入りません。

あちこちにぶつかる感触が残るのです

いいかげん頭にきて、こういう時は潤滑剤だと思いつきました。

さっそくDIYの店へ行き、何がいいのか調べます。

なぜこの時にサイトを見なかったのか。

今でもわかりません。

あとで見てみてビックリ。

ぼくはしちゃいけないことをどうやらやったらしいのです。

クレ556はご存知ですよね。

なんでもこれをつければすんなりと動くようになるという例の潤滑剤です。

よしこれだというワケで、ノズルに赤の細い管をくっつけ、鍵穴からシューシューぶち込みました。

mohamed_hassan / Pixabay

まさにぶち込んだという感じです。

後から知ったことですが、いけないらしいですね、これやっちゃ。

鍵穴が動かなくなると書いてありました。

知った時はもう遅い。

ところが翌日から実になめらかに鍵穴にキーが入るではありませんか。

やったという気分ですね。

これでまたイライラしないで車に乗れると思い、すごく嬉しかったです。

突然の復活

それから数日後。

なんの気なしにキーのボタンを押したと思ってください。

突然サイドのランプがピカッと光って、鍵が勝手に開いたのです。

あの時はなにがなんだかわかりませんでした。

えっ、なおったのという感じかな。

それから何度も繰り返しました。

確かに動く。

10メートル、いやもっと離れたところからでも動くのです。

6年間、電池は取り替えてません。

なんにもしてません。

放ったらかしです。

何が起こったのか、考えました。

geralt / Pixabay

実はもうなおっていたのに、動かないと思ってボタンを押さなかった。

というのが最良の仮説です。

でもそんなことはない。

今までにも何度もボタンには触ってます。

全然動きませんでした。

ところが鍵穴にクレ556を注入して数日後、突然復活したのです。

何がよかったのか、まるでわかりません。

ぼくはまったく修繕なんかする気のないオーナーです。

頑張ることを知りません。

それなのになぜ復活したのか。

すごくいい調子になって、家の玄関の鍵穴にもクレ556を注入してしまいました。

これも本当はしちゃいけないらしいです。

でも実に快調です。

どうなってるんだろう。

本当に使っちゃいけないんですか。

人生は山あり谷あり。

謎だらけです。

あんまり嬉しい話なので、ついここにも書いちゃいました。

最後まで与太話にお付き合いくださり、ありがとうございました。

頑張らなかったから、うまくいったのかなあ。

本当に謎です。

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