柿の種
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
毎日更新を目指してがんばっています。
長生きしてるといろんなことが気になりますね。
暢気なブロガーとしては、人が集まっていれば首をつっこんで一緒にネタ集めというところでしょうか。
さて今回はつい最近の新聞に載っていたちょっといい話です。
でも待ってください。
これがいい話なのがどうかは、読者の皆さんの判断にお任せしたいと思います。
考えようによってはかなりどうでもいいことですからね。
しかし新聞を読みながら、なぜかぼくは柿ピーをポリポリとやっておりました。
もちろん偶然です。
白状します。
小袋に入った亀田製菓の柿の種です。
これはいいですね。
値段も高くないし、いつでもちょっと取り出して口寂しい時とかにお茶と一緒にポリポリとやります。
チョコレートや飴もいいですけど、甘くてそういつもはという人でも、柿ピーならつい手を伸ばしてしまうのです。
なにしろボリュウム感がないですからね。
ほんのちょっぴりです。
一緒に入っているピーナッツも適度でよろしい。
口の中がお醤油の味で一杯になったとき、このピーナッツが中和してくれるのです。
中和じゃないですね。
無害化というのかな。
いろんなメーカーのがあるんでしょうけど、どこのスーパーにいってもこの亀田製菓のが棚に並んでいます。
よっぽど売れてるんでしょうね。
ビールのお友達
柿ピーはなんにもない時、ビールのおつまみに実によく合います。
やっぱりピーナッツの歯ごたえがいいんでしょう。
定番の醤油ベースに唐辛子の辛み、それにピーナッツとのコラボが抜群です。
しかし単純に醤油味のがいいなんて言ってられなくなりました。
最近はチョコレート味やチーズ味、塩こしょう味、カレー味など、さまざまな味覚のがあります。
わさび味もいけますよね。
これは近年のヒット作でしょう。
ご当地限定なんてのもあります。
関西限定の「たこ焼きソース風味」とか、東北限定の「いか焼き醤油マヨネーズ」とか。
あるいは期間限定で「キムチ味」「コチュジャン味」「豆板醤味」「辛さ5倍」「辛さ7倍」などというのもあります。
とんでもなく大きなパッケージに入ったのを見かけたこともありました。
柿の種だけというのもあります。
ピーナッツなしのパターンです。
これもいいけど、やっぱりちょっと苦しいです。
もっとすごい激辛のもあります。
どうしてこんな辛くできるのかと思いました。
恨みでもあるのかな。
大きさもそうです。
大ぶりで厚切りのがあったりします。
大辛口と書いてあったりしてまたかと思いながら、試みに食べてみると、それほどに辛くはありません。
あとからじわじわと程よい刺激があり、あとを引くのもありました。
でもなんだかんだいっても、やっぱりぼくは柿の種とピーナッツの入ってるオーソドックスなのがいいです。
とにかく安心できます。
草むしりなんかした後、小袋を破いて、お茶といただくと、なんとも幸せな気分になれます。
チョコレートよりはこうしたお菓子の方が、日本の風景にふさわしいような気もします。
理想の比率とは
さてここからが新聞の記事です。
実はつい最近、亀田製菓が理想の黄金比を求めてアンケートをしたそうです。
なんの黄金比か。
もちろん、柿の種とピーナッツの量の比率です。
この会社はどういう配合の割合で今までやってきたか。
この40年間ズバリ、6対4でした。
ぼくは思わず柿ピーの袋の中を覗きましたよ。
10月1日~11月27日までの期間、アンケートを実施したそうです。
考えるところがあったんでしょうね。
その結果は次の通りでした。
25万5903票のうち、7対3が3割。
8対2が2割(19.0%)。
6対4が2割(17.9%)だったのです。
かなり微妙ですね。
どうしてこういう数字が出たのか。
本当のところはよくわかりません。
柿ピーはビールのおつまみを卒業したということなんですかね。
コーヒーのお供や子供のおやつに昇格し、国民全体の定番お菓子に昇格したということなのかも…。
こうなると、業者としては黙って見過ごすわけにはいきません。
そんなにピーナッツばかりをポリポリと食べてもらうわけにはいかないのです。
以前はあまり売れず、小袋の量なども随分とかえたそうです。
そこで亀田製菓は本格的に割合を調整する決断をしました。
ところで、柿の種とピーナッツはどっちのコストが高いのか。
素人のぼくにはわかりません。
小袋にどれくらいの量が入っていて、その原価がいくらなのか。
それもわかりません。
ピーナッツは何個?
目の前の小袋にいったいいくつぐらい入っているのか。
ちよっと知りたいですよね。
実際に数えた人がいるそうです。
調べてみたところ、たまたま柿の種が74個で、ピーナッツは13個でした。
これでは40%じゃないです。
偶然その袋がそうだったんでしょうか。
よくわかりません。
とにかくこれが変更されるのです。
かなり微妙な問題ですね。
その結果として、商品の値段や量にも大きな影響が出てくるものと思われます。
最近はよく袋の大きさは同じなのに、中のお菓子の量や枚数が減っているという話を聞きます。
ふりかけなども穴が少し大きくなったというウワサも聞きます。
もっとピーナッツは少なくていいという人もいれば、半々ずつ入れてちょうだいという人もいるそうです。
こうなると、どれが定番というのではなく、個人がお好みの比率に応じたパックを買っていくという時代が来るんでしょうか、
そうなると、生産コストも跳ね上がります。
いくら消費者ニーズを優先するといっても、これだけは無理かもしれません。
しばらくじっと見守ってください。
きっと新しい動きがまもなくでてくるものと思われます。
とかなんとか言いながら、暢気にこの記事を書いています。
ついまた柿ピーに手がのびてしまう。
なんとかなりませんか。
時々袋から顔を出すピーナッツがやっぱりいいですね。
おいしいです。
今回も暢気なぼくの話におつきあいいただき、ありがとうございました。