谷川俊太郎

【地球へのピクニックと二十億光年の孤独】谷川俊太郎の世界は豊かで寂しい

谷川俊太郎の詩は不思議な魅力に満ち溢れています。ことばに対する感性がなみなみでないのです。誰もが使っている言葉の背後に全く別の力を見つける能力が宿っています。そのパワーで新しい世界をつくり続けてきました。

【二十億光年の孤独・谷川俊太郎】高校で習う定番の詩はコレ【第1詩集】  

高校で必ず習う詩に、谷川俊太郎のこの作品があります。タイトルは「20億光年の孤独」です。タイトルから何を想像しますか。彼の第1詩集に所収されています。独特のイメージで人間の孤独を表現しています。さらにユーモラスな点も特筆されます。
落語

【落語・ことばあそび】日本語の持つ音の魅力を堪能【人気3演目】

日本語は実に面白い構造を持っています。同じ音で意味が全く違う表現ができるのです。そういった特性を持つ言葉を主題にして落語があります。「しの字嫌い」「ん回し」「山号寺号」がそれです。ちょっと声に出してみてください。楽しいですよ。

【詩人・茨木のり子】心に突き刺さって抜けない魂の言葉がせつなくて

茨木のり子を知っていますか。既存の権威と戦いながら、自分の歩いていく道を探し続けた孤高の詩人です。その表現に触れると、心が痛くなります。自分に正直に生きようとすることは、けっして楽ではありません。それでも自分を捨てなかった人の魂の叫びなのです。