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【落語家・桂枝雀】緊張の緩和を常に意識して自死を選んだ上方噺の雄

桂枝雀を知っていますか。ユニークな芸風で一時代を作り上げました。亡くなってもう20年がたちます。彼の落語はいつも緊張と緩和の繰り返しでした。ドラマツルギーを完全に掌握していたのです。それだけに孤独感も強かったのでしょう。59年の生涯でした。
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【落語家・柳家喜多八・たけのこ】飄々とした語り口は天下一品だった

4年前に亡くなった柳家喜多八師匠。なんとも言えない味わいの落語家でした。飄々としていて、いつも気だるく、それでいて力のある噺をきかせてくれました。中でも泥棒の噺は絶品です。今回は「たけのこ」をご紹介します。興味のある方は聞いてみて下さい。
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落語家にとって寄席はアウェー感覚の道場だ!

寄席は落語家の命です。ここで学んだことが次の日に役立つのです。アウェーの感覚をいつも忘れずに励めば、必ず一人前の噺家になれます。その日を夢見て究極の稽古に挑むのです。
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落語家の言葉は令和に通用するキーワードの宝庫です

落語家は毎日、自分の芸と戦っています。なんとかお客様に喜んでもらいたい。そのために血のにじむような苦労をしているのです。しかしそれを人に見せてはいけません。令和の時代に通用する言葉を選び、いつも新鮮でいなくてはいけないのです。