荘子

【荘子・湯川秀樹】中国思想が原子物理学の世界を切り拓くヒントになった

『荘子』という書物の存在を知っていますか。老荘思想の一翼を担う哲学です。いわゆる無為自然を説く中国の哲学です。その本に強い影響を受けたのが、若き日の湯川秀樹博士でした。その経緯を少し読んでみましょう。

【売油翁・帰田録】技術を習熟した先にはそれを超えた高い境地がある

中国の本にはさまざまな種類のものがあります。その中でも哲学者たちの記録には深い内容の著作が多いですね。この『帰田録』という本は不思議な味わいに満ちています。高校で習った人もいるかもしれません。技術に習熟することの意味を考えてください。

【荘子・知足の探求】上り坂の儒家に対して老荘の思想を寓話にした書

『荘子』を読むと老荘の思想がどういう骨格でできているか、よくわかります。「道」と呼ばれるものごとの根源に向かって欲望をおさえ、生きていくことを示しています。寓話に託された真実を読み取り、現代の指針にできればと思いました。