ブランド
みなさん、こんにちは。
ブロガーのすい喬です。
昨日、テレビを見ていたら、ロレックスの時計を買い取り店に持ち込んだ様子が映ってました。
お店の人は最初、930万円と言ってました。
ところが、それならどこでも同じだとダダをこねたら、あちこちへ電話して、結局1000万円になりました。
よっぽど珍しい機種らしいのです。
時計が、そんなにしていいの。
ぼくにはなんのことかわかりません。
そういえば、この前テレビを見たポールニューマンのイメージで作ったロレックスの時計は、1200万円もしてました。
これにはさすがに驚いたね。
時計は100均でも売ってます。
ぼくのコレクションには3000円のチプカシもあります。
時間がわかればいいのなら、なんでもある。
とはいえ、ロレックスのものすごさよ。
ブランドというのはなんなのか。
評論家の吉本隆明にいわせれば、まさに「共同幻想」そのものなのです。
みんながすごいというから、すごくなる。
ただそれだけのことだ。
もちろん、すばらしい部材を使って、丹精込めたものなのでしょう。
しかしそこまで高いと、時間をチェックするための道具じゃない。
お金とおんなじ。
みんながお金だと思うから、ただの紙にも価値がある。
裸の王様
王様は裸だと叫ぶ少年がいれば、お金も紙にかわるのです。
ブランドもそんなもんでしょ。
そのために猛烈な宣伝費をかける。
コロナ禍で隋分と大きなブランドが買収されました。
とくにアパレルはすごい。
イメージですからね。
中身がどこまであるのかは謎だ。
ぼくはなんにも知りません。
ユニクロと、無印で満足してます。
先週も近くのアウトレットショップに行きました。
バーゲンのバーゲンでした。
すごい人で驚いた。
あんなにいろんなブランドがあって、ちゃんと機能しているのかな。
それも謎です。
人間は弱い。
学校歴なんていうのもブランドの一種です。
あえて学歴とは言いません。
何を学んだということ以前の話だからね。
たくさん鎧を着ないと戦えない寂しい戦士の群れみたい。
とはいえ、何と戦えばいいのか。
世の中には1000倍返しなんてないからね。
不思議な人たちが、いっぱいいて、どんどん品物を買ってくれる。
売れないのは値崩れを怖れて燃やす。
こういう時代がいつまで続くのやら。
世の中、わからないことばかりです。
とはいえ、ぼくもナイキの靴を履いてるのだ。
今日はここまで、じゃあね。