プリンター故障
みなさん、こんにちは。
元都立高校国語科教師、すい喬です。
また壊れてしまいました。
これで何台目でしょうか。
2013年の10月に買ったインクジェットプリンターです。
その前のは約8年使いました。
今度のも8年弱。
どうしてこうなるのか。
印刷が全くできないワケではないのです。
横に縞が入るようになりました。
以前の時はといえば、自分が悪かったのです。
あまりに交換用インクが高いので、少し安めのいわゆる互換インクを使いました。
他の色はちゃんと出るのに青だけが詰まりました。
色は出たのです。
しかし縞模様になってしまってダメでした。
重宝して使っていたのです。
4色のインクジェットプリンターでした。
値段の高いそれほどに性能がいいという機種ではありません。
しかし実に見事に動きました。
年賀状はもちろんのこと、さまざまなお知らせなども数百枚単位で刷りました。
インクがつまる理由は幾つかあるようです。
基本はヘッドですね。
ここがダメになる。
ヘッド掃除
仕方がないので、ヘッドと呼ばれる部分を水につけたり、ぬるま湯につけたりして掃除をしてみました。
しかし全くダメです。
買い換えるより他に方法がなくなりました。
ポイントはこのヘッドが長い間に使用不能になるというところにあります。
故障の大部分はこのヘッド関連です。
もちろん、8年もたつと、替えのヘッドなんかどこにも売ってません。
毎年次々と新製品が出るので、以前の部品も消えていくのでしょう。
完全に取り置き期間を過ぎていました。
一部の業者にはあるようでしたが、とんでもなく高いのです。
これが8年前の話。
さて今回です。
ヘッドは故障していません。
ただし今度は印刷のたびにギシギシと妙な音が聞こえるようになりました。
そこで復活材を両端にある回転部分に吹き付けたのです。
これがいけなかったのかもしれませんね。
音はしなくなりました。
しかし回転にばらつきが出ます。
そのせいで、横に縞があらわれるようになりました。
もうダメだ。
どうして年賀状の頃にこういうトラブルが起こるのか。
タイミングとしてはまさに今です。
慌てて電気屋さんに駆け込む人も多いんでしょうね。
ネット注文
毎日あわただしく暮らしているので、お店にいく暇もありません。
そこでネットです。
まさかと思いましたが、12月に出たばかりの製品がありました。
値段も手頃でした。
ただしヘッド付きのインク式です。
これは今までのと全く発想が違うプリンターです。
厄介なヘッド故障のトラブルを避けるために、毎回ヘッド付きのインクに交換する機種を売り出しているのです。
これはプリンターの価格の半分はします。
勝負です。
2回インクを買ったら本体の値段とおんなじです。
ヘッドつきのインクは高いのです。
そのたびに、ヘッドごと捨ててしまうワケです。
なんて無駄なことをするのか。
常識で考えればよくわかります。
ただし故障する確率は格段に下がりますけどね。
近頃はエコタンクなどという大きなタンクをつけた機種もあります。
しかしこっちは事業所向けという感じ。
個人の家ではそこまで使うことはないでしょう。
となると、やっぱりインクで儲けたいというのがホンネです。
本体はオマケ。
とにかくじゃんじゃんインクを使ってちょうだいという路線ですかね。
キャノンのなどは何色も同時に入っているインクカセットにヘッドをつけています。
つまり1色がなくなっても、買い換えなくてはならないのです。
これはすごい発想だよ。
ランニングコストなんてちっとも考えてません。
ひたすら修理しなくて済むプリンターの開発です。
コスパを重視したのか、無視したのか。
それでも頼みました。
ところがです。
ぼんやりしてました。
すぐに届くと思っていたのです。
世の中は甘くない
しかしどこにもお届け予定日の記述がありません。
不安ですよね。
さっそく調べました。
どうも在庫がないみたいで、取り寄せと書いてあります。
さっそくメールで配達日を聞きました。
すると2~3か月後というじゃありませんか。
これには唖然として、声も出なかったです。
ここのところの半導体騒ぎと関係があるのかどうか。
人気のあるパソコンは来るのが遅いという話は聞いたことがあります。
まさかプリンターまでが同じようだとは、ちっとも想像できませんでした。
さっそくキャンセルするしかありません。
迂闊でした。
しかしこれが実に面倒臭い。
カードで既に支払っていますしね。
あっちこっちを調べて、やっとメールを打ちました。
電話なんて全然かかりません。
おまけにナビダイヤルです。
順番にお繋ぎしますのアナウンスを聞いてるだけなのはバカみたいだし、料金もかかる。
暮れのプリンターは鬼門だよ。
だいたい家庭用のプリンターは作りがチャチです。
プラスチックが次第に劣化していくのがよくわかりました。
回転系の商品はいつもこんなもんなのでしょうか。
もっと頑丈なのをどうして作れないのか。
メーカーはインクで儲ければいいから、本体の開発にはエネルギーを費やしていないのかもしれません。
あるいは、もう手を入れる余地もないのか。
これから電気屋へ行きます。
昨今写真をいい色で印刷しようと思ったら6色はあたりまえです。
さてどれにするか。
また8年もつのかな。
なかには2~3年でだめになって買い替えているという人の話もあります。
まだいい方だったのかもしれません。
それにしても年賀状の時期にこれはないよ。
いっそのこと、今年はイモ版にでもしようかな。
最後までお読みいただきありがとうございました。