菅原道真

【菅原道真・大鏡】怨霊となって清涼殿に雷を落とした男【天神様】

『大鏡』に出てくる菅原道真の話は感慨深いものがあります。学者で政治家というタイプの人は、讒言にあうことが多いようです。打たれ強くないということでしょうか。太宰府に流され、その地で没しました。その後怨霊になったと言われています。

【大鏡・菅原道真・左遷】栄枯盛衰を鮮明に描き切った歴史物語

『大鏡』は藤原道長を中心とする歴史物語です。しかしそこには様々な人の栄枯盛衰が描かれています。菅原道真が大宰府に流された時の様子を鮮明に記述した段は、実にしみじみとしています。無実の罪で中央を追いやられた学者の無念を読み取ってください。
落語

【落語・初天神】無邪気な父子が縁日の参道で【何か買っておくれよ】

父と子が縁日の参道で繰り広げる騒動を描いた落語です。何も買わないという約束で連れてはいくものの、子供は我慢ができません。やっぱり何か買ってほしいのです。飴、団子、凧を買わされて戸惑う父の様子と、無邪気な子供との愛の触れ合いが見どころです。