俳句

【俳句・縮み志向の極致】松尾芭蕉の俳句に宿る美の魂を知る【日光】

松尾芭蕉の『奥の細道』は俳句の世界を大きくかえました。旅行記でありながら、そこには創作者の魂が宿っていたのです。多くの人々に今も感銘を与えています。今回は日光の段を扱います。その地で詠んだ俳句を味読してください。
ノート

【縮み志向】日本人はなんでも縮めるのが得意【盆栽・俳句】

日本人は何でも縮めるのが好きなのです。あんまり大きいものより、小さいものに愛着を感じるようですね。どうしてなんでしょう。庭を縮めて盆栽にしたり、俳句をつくったり。どうしてこういう感覚を持っているのか。よく考えてみると、不思議です。

【おらが春・小林一茶】晩年に生まれた娘のあどけなさに思わず笑みが

小林一茶の俳句文集『おらが春』は実に味わい深い本です。56歳で娘が生まれた時の記述は慈愛に満ちた父親の目そのものです。幼児の記述が実にあどけなくて可愛いのです。子供を持つ人ならば、誰でもが共感を寄せることでしょう。是非ご自身で読んでください。