本 【筑紫道記・宗祇】我が身の卑賎を恥じる必要はないという歌詠みの信念 連歌という形式は室町時代が最後の華でした。その後、俳諧にとってかわられていくのです。宗祇は連歌を完成した人と言われています。どのような信念をもって、歌を詠んでいったのでしょうか。一緒に彼の旅日記を読んでみましょう。 本
本 【クレールという女・須賀敦子】信念を持つ女性の生きざまに憧れる イタリア文学者、須賀敦子のエッセイです。タイトルは「クレールという女」。高校3年生用の教科書に所収されています。内容は抵抗運動の中で生きた人々の真実の愛とは何かという深いテーマです。すばらしいエッセイです。ご一読ください。 本
本 【松尾芭蕉・奥の細道】軽みの世界をあくまでも追求した信念の俳人 松尾芭蕉の『奥の細道』は声に出して読む古典です。これほどにリズムのいい紀行文はありません。2400キロの道のりを長い時間かけて歩きました。かつての歌枕を再訪する旅だったのです。深川の芭蕉庵をたったのは元禄2年の春でした。 本