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「能・草紙洗小町」歌合で無実の罪をきせられた小野小町を救ったのは誰か

草紙洗小町という能があります。小野小町が主人公です。大伴黒主の策謀にのせられそうになりますが、なんとか切り抜けられました。それがどのような話なのか、読んでみてください。

「無名抄・鴨長明」道因入道がどれほど和歌に執着したかが実感できる逸話がこれ

『無名抄』は鴨長明の書いた歌論書です。といっても歌道を解説するための本ではありません。ここでは道因入道がどれほど和歌に執着したかを論述した話がいくつも出てきます。どれも面白いエピソードばかりなので、楽しんで読んでみてください。
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エクセルにまでAIの波が及ぶ時代になって考えたこといくつか

AIの真実が日々、人間の考え方をかえつつあります。多くの人がスマホにのめりこみ、疲れを覚える時代がやってきました。人間はどのように生きていったらいいのでしょうか。高齢化社会の現状を少し考えてみます。

「建礼門院右京大夫集」滅亡する平家一族と恋人・資盛を供養した歌人の書

『建礼門院右京大夫集』にある代表的な場面の一節です。滅亡していった平家の武将、資盛が彼女の恋人でした。その邸宅を死後に訪問した時の心の動揺を記した箇所です。歌の持つ力があふれています。
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「AI全盛時代」人間はどこをめざせば生き残れるのか「存在価値の意味」

AI全盛の時代です。さまざまな原理原則が少しずつ変化してきました。今のままで人間は生きていけるのでしょうか。存在意義はどこにあるのか。深堀りしていきます。

「済陰の賈人・郁離子」払うと約束した百金のお礼が惜しくなった商人は…。

命を助けてもらったにも関わらず、礼を値切った商人が再び、事故にあったとき、人びとはどうしたか。その結果を一緒に考えてみましょう。

「徒然草・第百七十五段」700年前にアルハラを批判した兼好法師の人間観

お酒にまつわるハラスメントについて、鎌倉時代を生きた兼好はどう考えたのか。非常にユニークな段です。
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「世阿弥と紫式部」人間の煩悩はやがて救われ悟りの境地へと導かれるのか

人間の煩悩がやがて平安な菩提に至るという仏教的な観念を紫式部はどのように考えたのか。世阿弥はどうであったのか。深掘りしてみましょう。

「伊勢物語・世の中にたえて桜のなかりせば」花のいのちを詠む歌人たちの詩魂

『伊勢物語』にはたくさん桜にちなんだ話が出てきます。その中でも「渚院」の段は有名ですね。有名な和歌にちなんだ話をぜひ、読んでみてください。

「風姿花伝・世阿弥」芸の研鑽は慢心を捨て学び続ける魂の中にある

世阿弥の『風姿花伝』はいつ読んでも新鮮です。いろいろなことを教えてくれます。最も大切な言葉は「稽古は強かれ、情識はなかれ」です。この言葉の意味が本当に理解できれば、人生を誤ることはないでしょう。重い表現ですね。

「讃岐典侍日記」亡き堀河天皇と幼帝鳥羽天皇とに対する作者の心情は

讃岐典侍の日記です。堀河天皇のことを思い出しながら、つい涙をこぼしてしまったところを幼帝に見られます。父親のことをそれぞれに思い出しながら、まとめた日記に愛情が仄見えます。

「徒然草」女性の本性を論じた第107段に見る兼好の思考パターンはこれ

『徒然草』の107段は女性の本性について、兼好法師が述べたものです。論点の進め方について、彼独自の方法論が如実に出ています。じっくりと観察してみましょう。
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「紀綱は脈なり・韓愈」国家の秩序は人間の生命線そのものであるという思想

国家の秩序を守るためには何が必要なのかということを論じた韓愈の文章を読みます。脈がきちんとしているのかという意味はどのようなものなのか。考えて欲しいです。

「徒然草」女性を訪れた一夜のできごと「源氏物語・花散里」の段を下敷きにして

荒れたる宿のみなさん、こんにちは。元都立高校国語科教師、すい喬です。今回は『徒然草』を読みましょう。いつものエッセイと少し趣きが異なります。貴公子が荒れた家に高貴な女性を訪ねるという話は、平安期の物語に多いですね。この文章は『源氏物語』の「花散里」の...

「戴表元・詩論」よく詩を作ることとよく弓を射ることの共通点は

戴表元の詩論を読んでみましょう。どのようにしたらよい詩が書けるのか。彼は詩を作ることとよく弓を射ることの共通点について論じています。結論は自然体ということにつきるのかもしれません。倦まずたゆまずに進むこと以外に方法はないのです。

「枕草子・三月ばかり物忌みしにとて」中宮から届いた手紙に清少納言は

中宮定子と清少納言との関係が実に如実に出ている段です。物忌みの時に詠んだ歌に対して、定子がちょっと批判をした珍しい章です。お読みください。