本

『とりかへばや物語』平安時代後期に成立した代表的なトランスジェンダー小説

『とりかえばや物語』というのは不思議な小説です。いかにもありそうでいて、それでもやはり読後感が複雑です。男女がいれかわるという性の問題をとりあげているからかもしれません。今日まで残ったという事実は重いですね。
ノート

「シン読解力」新井紀子の世界と「教育経済学」中室牧子の現在の立ち位置

教育経済学者、中室牧子と数学者、新井紀子の今はどのようなものなのか。それを最近読んだエッセイ集と重ね合わせながら、考えてみました。
ノート

note新着記事

昨年からすい喬ブログの記事の一部をnoteに投稿しています。ここに最新の記事を12本掲載しました。ご一読ください。
ノート

「非認知能力の重み」約束が守られる環境と学力との関係は

AIの時代を生きるのは大変なことです。特に学力はどういう育てられ方をし伸びていくのか。非認知能力との関係を考えてみましょう。
本

『宇津保物語』一族の繁栄と琴の伝授を描いた音楽物語「日本最古の長編」

日本最古の長編物語は何かといえば、それは『宇津保物語』です。樹の洞の中で暮らしたので「うつほ」という名前が本についているのです。やや荒唐無稽ななストーリーではありますが、琴の名手が技芸を伝承したという話を読んでみてください。
本

「撰集抄」西行に仮託され長く自作とも信じられていた仏教説話集

西行の作とも信じられていた仏教説話集を取り上げます。後世の多くの人に影響を与えました。宗教に対する考え方が今日とは大きく違います。しかし人の愛情の問題は永遠なのかもしれません。
本

「加茂真淵・国意考」理想とする古道へ回帰するためのプロセスを説いた書

賀茂真淵は国学者として、日本人の心のありようを説こうとしました。誰もが新しい学問に目を向けてしまったのでは、大和ごころを理解できる人がいなくなると恐れたのです。
ノート

「AI全盛」配置転換・失職の時代に人間らしさを探すことの難しさ

AI全盛の時代です。人間らしい職業とは何なのでしょうか。それを考えないと生き残れないような気がします。あなたも一緒に考えてみてください。
ノート

「外国人嫌悪」日本人の意識下に宿る排外主義は不公平感とリンクしているのか

インフレの時代になりました。中流と呼ばれていた階層が音をたてて崩れ落ちています。その中において、外国人に対する排外主義が目立ってきました。なぜそうした考えが広がるのか。その背景を追います。
ノート

「家族絶対主義」家族の問題はだれの責任なのかという喫緊の社会的テーマ

家族の問題は大変に複雑です。最近、孤食の問題がよくとりあげられます。どうして母親は子どもと一緒に食事ができないのか。その背景をさぐっていく必要があるのです。
ノート

「性的少数者」共生する社会を築くために配慮すべき問題点と望ましい姿勢とは

性的少数者が認められやすい社会になりつつあります。しかしだからといって単純に問題が解決したわけではありません。ポイントはどこにあるのか。考えてみましょう。
ノート

「多様性の氾濫」高い防波堤を築き人と触れずに生きるのはあまりに寂しくないか

人間との関係を構築するのは非常に難しいものです。どうしても高い防波堤を築き、自分が被害者にならないように防衛してしまうものです。その垣根をどうしたら突き抜けられるのか。考えてみましょう。
本

「大事を思ひ立たん人は・徒然草」全てのしがらみから自由になれる日は永遠に来ない

人間にとって大切なこととは何でしょうか。それを実行するためにはどうすればいいのか。準備を整えることの意味は。考えてみましょう。
本

「宇治拾遺物語・六と録の間違い」呼び名が同じだったところからとんだ結末に

宇治拾遺物語は日本の代表的な説話集です。愉快な話がたくさん載っています。この話もそのひとつ。同じ名前だったので、つい勘違いして別の人を呼んでしまったというありがちな話しです。身分の差もここでは大きなポイントですね。
本

「高橋源一郎・ぼくたちはどう老いるか」先人が残した「老い」の言葉の意味

老年になるという事実は誰にでもあります。しかし間近にならないと、なかなか実感しないのが本当のところでしょう。高橋源一郎が過去の批評家や作家の人生を死の視点からよみかえしていきます。
本

「古今著聞集・歌の功徳」石清水に参籠し詠んだ歌に神の徳が宿る

古今著聞集にはたくさんの説話が載っています。その中には歌の徳で幸せがやってきたという話もあります。いわゆる歌徳説話と呼ばれるものです。味わってみてください。