過去のバージョン
みなさん、こんにちは。
元都立高校国語科教師、すい喬です。
今回は特別の裏技をお教えします。
といっても全部うまくいくかどうかは試してません。
とりあえず、このパターンでなんとかなったという話です。
今、悩んでいる人はやってみる価値があります。
あんまり好きな言葉ではないけれど、自己責任の範疇でね。
何を悩んでいたのかといえば、SSDの容量です。
あれこれとアプリを入れていると、あっという間に満杯寸前に。
128ギガなら256ギガ。
その倍なら512ギガから1テラへと、どんどん中身が増えていきます。
M.2ははやいからね。
となると、なんとかして、中のシステムをクローン化して移さなければなりません。
そのための装置もありますね。
しかしそこまでやることはない。
ソフトがあれば、それでクローンコピーをつくればよろしい。
もちろん、ありますよ。
代表はなんといっても「Easeus Backup Todo」です。
これは老舗中の老舗。
システムだけのバックアップをとっておくと、いざという時、助かりますからね。
それとおんなじレベルでクローンコピーもできると楽。
いつものように検索窓に呪文を打ちます。
ただ「Easeus Backup Todo Free」と叩けばよろしい。
かつてはこの後、極楽が待っていたのです。
しかるに…。
世知辛い世の中
やりました、久しぶりに。
するとなんと、タダじゃない。
ここのソフトは非常に貧乏人のお財布にやさしかったのです。
しかるに、それが突然の有料化。
調べてみたら随分前から、そうなっていたみたい。
前は、全部これでやってました。
こっちがダメなときは「AOMEI Backupper Standard」。
どちらも無料だったのです。
完全にクローン化が終わったら、SSDを入れ替えるだけ。
それだけで全てが終わっていました。
システム領域は単純にコピーしただけではダメなのです。
それだけにこの無料ソフトは神でした。
ところがいつまでも甘えてちゃダメですね。
あっという間にかなりのお値段になっていたというワケです。
しかしそんなにいつも使うものでもありません。
欲しい時に、ちょっとあれば、それで十分なのです。
どうしたらいいのか、悩みました。
タダでなんとかしたい。
他のソフトもいろいろ探しました。
結論、どれもダメ。
なんとなく人生の空しさを感じましたよ。
最後の手段はなにか。
昔のバージョンのソフトを探すことでした。
何度もググって
それからあちこちに検索をかけました。
なんとなく昔のバージョンがありそうなところを探すと、すぐにダウンロード。
ところがメーカーだって必死です。
かつてのものらしいと思って試みると、中身は全部現在の最新版に繋がるようになってます。
これにはホトホト感心しました。
メーカーはあらゆるネット記事をみながら、ここをクリックなどという先のファイルを修正していったんでしょうね。
その執念や畏るべし。
ここまできたらこっちも意地です。
過去のサイトを網羅しているサイトに向かいました。
ご存じですか。
その名前をWayback Machine(ウェイバックマシン)と言います。
聞いたことがありますか。
Wayback Machineとは、インターネットアーカイブが運営する保存された過去のWebページを閲覧できるツールのことです。
運営資金はほぼ寄付でまかなわれています。
ユーザーは完全無料で利用できるといったメリットがあるのです。
ここにURLを打ち込むと、過去のサイトが出てきます。
そこからファイルをダウンロードすればいいんです。
ただし今回のクローンソフトにはメアドがいるので、その必要のない窓の杜から「Easeus Backup Todo」のURLをコピーします。
すると今までに登場したこのアプリの過去のサイトが見られるというワケです。
出てきた棒グラフの中で、以前の月日をクリックすると、そのサイトに飛ぶのです。
これはすごいです。
Wayback Machine
保存内容は、Webサイトも含めて本や映画、ソフトウェア、音楽などです。
1996年以降の保存データをインターネットから誰でも無料で閲覧できる貴重なサービスなのです。
使わない手はありません。
そこでこのアプリの10.6まで戻りました。
最新のは相当に進んでます。
インストールしたら、WiFiは一度切った方がいいかもしれません。
そうでないと、勝手に新しいバージョンにされちゃいます。
結論、さてどうなったか。
完全に無料でできました。
昔のサイトが出てきて懐かしかったです。
アプリの画面も完全に以前のまんまです。
お金を出さずにここまでやるのはちょっと大変ですけどね。
しかし慣れれば、どうということはありません。
最近、この類いのソフトはたくさん出てますが、いかにもフリーだと宣伝してはいるものの、その瞬間になると、お金を要求するものばかりです。
トライしてみれば、そのことがよくわかります。
なんとなく寂しい気持ちもしますが、そんなことは言ってられません。
とにかく戦う。
戦ったら勝つまでやるという根性です。
URLをどこから持ってくるのかなど、少し難しいですが、やる価値はあります。
アプリが取れたら大切に保管しておいた方がいいでしょう。
うまくクローンができたら、最高ですよ。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。