養老孟司

「養老孟司・バカの壁」わかるというのはそれほど単純な話ではない

日本人の精神構造を考えてみた時、養老孟司氏の『バカの壁」は大変示唆に富んでいます。日本人はたいていのことはわかると考えがちです。本当に理解するということの奥まで思考するということがありません。一神教の国の人々とは本質的な違いがあります。

【愛嬌のない人】わかっていると思いこむことの怖さ【バカの壁】

わかるというのはどういうことなのでしょうか。話し合えばわかるといいますが、本当なんでしょうか。腹の底からわかるということはそう簡単にできるものではありません。世の中には言葉だけで理解できないことがたくさんあるのです。