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【祇園会・夏の噺】江戸っ子と京都人が故郷自慢の果てついに喧嘩を

夏の噺として有名な祇園会。大変に演じるのが難しい落語です。使う言葉も京都弁と江戸弁を使い分けなくてはいけません。最後に喧嘩をしますが、これも味わいをだすのに工夫がいります。祇園祭りの味わいを演出しながら、夏の暑さが表現できれば最高ですね。
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マクラは落語家の横顔を映し出す怖い鏡だという仮説

落語には必ずマクラがあります。噺の導入に使い、お客の気分をほぐすのです。しかしマクラはある意味で、落語家の横顔を照らし出す装置でもあります。そこに噺家の日常が垣間見えるからです。考えようによっては怖い装置ともいえるでしょう。