本 「無名抄・腰の句の末の手文字」名声に甘んじていい気になっていると 鴨長明の歌論書『無名抄』のなかにある面白い話です。和歌の腰の句に「て」の文字を入れると、それだけで歌が台無しになるという話を土台にして、当時の歌人がやり取りをするというストーリーです。ご一読ください。 本
本 【おもて歌のこと・無名抄】師との会話から名歌の真髄を学ぶ【鴨長明】 鴨長明の『無名抄』は中世の歌論書とし有名です。今回は藤原俊成の歌について、師匠、俊恵との会話を扱った段落を読みます。歌の命はどこにあるのか。よく知られた歌であっても、欠点のある歌もあるのです。俊成が自選した歌を巡っての会話は興味深いです。 本
本 【関路の落葉・無名抄】歌人たちは言葉を命がけで紡ぎ出し和歌を詠んだ 鴨長明の『無名抄』は歌論書として有名です。そこにはさまざまな歌人の姿が描き出されています。源三位頼政の歌合の話がありますね。どの歌をもっていったらいいのか悩んだ結果、長明の歌の師である俊恵法師に相談をもちかけます。その結果はさて…。 本
本 【静縁のこけ歌・無名抄】過ぎたるは及ばざるが如しとは【鴨長明】 鴨長明の著書『無名抄』は中世の歌論書としてよく知られています。その中にある歌を作った高僧の話があります。自分ではいい歌だと思ったものの、批判され、どうにも納得できずに、他の歌人にみてもらいました。その結果どうなったのでしょうか。 本