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【雁風呂】いつか高座にかけてみたい函館の古い風習からとった心温まる噺

「雁風呂」という落語を聞いたことがあるでしょうか。滅多にかかることはありません。大変に難しい話です。いつか高座にかけてみたいと思いますが、無理なような気もします。函館の風習からとった心温まる人情噺なのです。
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【太鼓腹】生き残れる噺はどれかを判断できる時代感覚が話芸を磨く

時代を超えて生き残れる噺はどれでしょう。現代に通じる落語を考えなければなりません。客席の反応を冷静に見ながら、時代に対する感覚を研ぎ澄まさなければなりません。話芸が生き残るにはそれだけの厳しさがあるのです。
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【落語家・柳家喜多八・たけのこ】飄々とした語り口は天下一品だった

4年前に亡くなった柳家喜多八師匠。なんとも言えない味わいの落語家でした。飄々としていて、いつも気だるく、それでいて力のある噺をきかせてくれました。中でも泥棒の噺は絶品です。今回は「たけのこ」をご紹介します。興味のある方は聞いてみて下さい。