名著

【学問のすすめ・福沢諭吉】現代社会を考える時の座標軸になる名著

福沢諭吉の代表的な著作といったら、『学問のすすめ』でしょう。なぜ彼はこれほどに学ぶことを勧めたのか。それは新しいものを自分の理解できる場所に置くことの大切さを知っていたからです。学ばなければ、何も得られるものはないということを知っていました。

【法隆寺を支えた木】宮大工の神髄がこもった名著に心洗われる

『法隆寺を支えた木』という名著を御存知でしょうか。薬師寺西塔を建立した宮大工、西岡常一の本です。読んでいるだけで、厳粛な気持ちになります。1000年の時を生きる建物をつくるということの意味を考えさせられるからです。

【方丈記・無常観】人間の真実を描写した鴨長明の名著は永遠に残る

日本を代表する鴨長明の随筆『方丈記』。そこには無常観という日本人にしっくりと馴染む哲学があります。「行く川の流れ」に代表される名文は和漢混交文と呼ばれています。コロナ禍で廃業していく店舗をみるにつけ、長明の言葉が重く感じられてなりません。