儒家

【孔子家語】弟子・子路の直情径行をいさめ仁の心の意味を教え諭す

儒家の孔子の言葉を載せた本が『論語』です。この『孔子家語』にはそこに載りきらなかった話がたくさん出てきます。今回は弟子の子路に向かって行った忠告の意味について考えてみましょう。直情径行のある子路には考えもつかなかったことなのです。

【荘子・知足の探求】上り坂の儒家に対して老荘の思想を寓話にした書

『荘子』を読むと老荘の思想がどういう骨格でできているか、よくわかります。「道」と呼ばれるものごとの根源に向かって欲望をおさえ、生きていくことを示しています。寓話に託された真実を読み取り、現代の指針にできればと思いました。