本 『とりかへばや物語』平安時代後期に成立した代表的なトランスジェンダー小説 『とりかえばや物語』というのは不思議な小説です。いかにもありそうでいて、それでもやはり読後感が複雑です。男女がいれかわるという性の問題をとりあげているからかもしれません。今日まで残ったという事実は重いですね。 本
本 【日本文化の雑種性・加藤周一】代表的な日本論の構図を頭に叩き込む 日本文化論、日本人論の代表と言われるものの中に加藤周一の『雑種文化論』があります。西洋に留学し、日本とを比べた時、その違いは歴然としたものでした。特徴がどこにあるのかを彼は真剣に考えます。それがかつての西洋模倣だけではない、日本の方向性でした。 本