三船の才

【大鏡・三船の才】歌人藤原公任の才能を知り尽くしていた道長の眼力

『大鏡』に載っている藤原公任の話です。三舟の才とか三船の才などと呼ばれています。道長が公任に訊ねる場面が、2人の緊張感を誘います。政治の力関係とまた別に、2人の間にあった相互の力が見え隠れしているからです。この故事を覚えておいてください。