本 学才への自負が透けて見える紫式部の日記「一という字も読めません」 紫式部日記は彼女が中宮彰子のそばに出仕したときの様子を描いたものです。日常の風景が実にみごとに示されています。それと同時に彼女の心の中がよく見えます。 本
本 「無名抄」和泉式部と赤染衛門の歌はどっちが優れているのかという段 鴨長明の書いた『無名抄』の中から有名な段を抜きました。当時の歌人として有名だった赤染衛門と和泉式部はどちらの歌の方がよかったのかという話です。紫式部の批評なども出てきます。 本
本 「奥の細道」福井から敦賀へ「隠者・等栽の風流な暮らし方に共感」 松尾芭蕉の『奥の細道』を読みます。いよいよ最後の章に近くなりました。福井から敦賀へ抜ける道です。途中で旧知の人の家に泊めてもらいます。その時の様子をお読みください。 本
小論文 「黄金律」多様性を重視する時代に利他の意識を支えるものとは 今までは「利他」といえば無条件に「善」でした。しかし多様性の社会になり、相手にとって何が良いことなのかというのが、判断しにくくなっています。そうした中で利他の意識を支えるものは何か。考えてみました。 小論文
ノート 「個性を際立たせる方法」グローバル社会で活躍する人に共通する特性はこれ ネット時代になり、世界の垣根はますます低くなっています。グローバル社会の中で活躍している日本人にはどのような個性があるのか。資質に負うところが多いのでしょうか。少し深堀りしてみました。 ノート
小論文 「空気を読む」外国人にとって日本人の生活習慣や行動は謎だらけ 空気を読むという表現を日本人はよく使います。しかしなぜこういう行動をするのか。その背景について考えていくと、日本人が持っている文化の深層にぶちあたります。その中には何があるのでしょうか。 小論文
ノート 「PRのキモ」数字を上げるにはマスメディアの裏側を知り尽くすのが近道 下谷一良氏の著書を読んで考えたことをまとめてみました。SNS全盛の時代に入り、PRの方法も大きく変わっています。さらにコンプライアンス全盛の時代をどう生き抜くのかという基本では、不祥事のあった企業の実態を論じています。 ノート
小論文 「言葉を超えた対話の力」コミュニケーションの最終手段は何なのか 言葉を知らなければ、人は他者とコミュニケーションをとることができないのでしょうか。ここにはたった3つの言葉しか話せない人の例が出てきます。どのようにして他者と伝達をしたのか。考えてみましょう。 小論文
小論文 「価値観の転換」AI時代、人間に期待される望ましい能力は何なのか AIの進歩が著しいです。人間は必死に彼らに追いつこうとしています。しかしあまりにも足が速いのです。こういう価値の転換期に人間はどのような能力を身につければいいのでしょうか。それを考えてみましょう。 小論文
ノート 「ChatGPT5」の開発は多くの個人ユーザーが求めるニーズから外れた 新しい生成AIのバージョンが登場したものの、あまり評判がよくないようです。正確性を求めるあまり、冷たい印象を抱く人が多いようです。ハルシネーションと呼ばれる誤回答が少なくなりました。しかしそれと同時に優しさが消えたのです。 ノート
ノート 「実売数激減」新聞社からは悲鳴しか聞こえなくなった「ネット時代」 新聞の実売数が急速に落ちています。ネットの時代になり、新聞の持つ意味が大きく変化しました。今後、どのように生き残るのかについて、真剣に考えなければならない地点にきています。 ノート
ノート 「非正規教員」増加する臨時任用の教師たちは今日も雇止めにおびえる 非正規教員の存在を知らないと、今の学校現場の状況を正確につかむことはできません。しかし実際にはほとんどの人に知られていないのです。なぜか。少子化の時代にこれからの学校はどうなっていくのでしょうか。 ノート
ノート 「学力」子どもが良い成績をとることにこだわらなくなった保護者たち 3年ごとに問いを投げかけて、答えを分析している経年変化分析調査の結果が出ました。それによれば学力に対する考え方が゜かなり変化していることがよくわかります。学校の成績にばかりあまり強くこだわらない親が増えてきたのです。なぜでしょうか。 ノート
本 『ハヤブサ消防団』と『彼は早稲田で死んだ』の2冊を読んで考えたこと 暑い夏の日々を過ごすには、読書が一番いいような気がします。それにしても今年は暑いです。地球は干上がってしまうのではないでしょうか。今回の読書はやや特殊なものだったかもしれません。ご一読ください。 本
小論文 「フールプルーフ」人為的ミスを防ぐ設計思想をくまなく広げれば90%は安心 人間は必ずミスをおかします。だからこそ、それを回避するためのシステムをきちんと張り巡らせておかなければなりません。医学部の入試に出たこの小論文には深い意味があります。具体例を探すことがなによりも大切です。 小論文
小論文 組織の論理と個人の思惑はどこまで成立可能なのか「文化祭におけるトラブル」 国立大学の法学部で出題された小論文の問題を考えます。文化祭の演劇コンクールのために、つい暴走して小道具を万引きしてしまったクラスの出演を認めるべきかどうかというのがテーマです。1000字でまとめなさいというのです。 小論文