通う

【このついで・堤中納言物語】姫君のところへ通う男に心の変化が【子は鎹】

『堤中納言物語』から「このついで」の段を読みます。子供が男女の仲を復活させる大きな役割を果たしたという話なのです。最後に詠んだ歌が、男の心をつなぎ留めました。歌にはそれだけの力があるということなのでしょう。味読したください。  

【与微之書・白居易】心の通う友への手紙が万人の感動を呼ぶ

白居易の『与微之書』について考えてみます。30年来の友への手紙にはあたたかな心の交流が描かれています。左遷された心情とともに、友を想う心がよく描写されています。日本人によく知られた白楽天の世界を味わってください。