ノート

【及ぶものなきを憂う・呉子】有能な部下を育てるのが真の「長」の役割

「及ぶものなきを憂う」という表現を聞いたことがありますか。『呉子』の中にある大切な言葉です。誰も意見を言わなくなった状態くらい、怖いものはないということなのです。それだけ風通しの悪い組織ということになります。
学び

【自由の本質】誰からも必要とされない人間ほど寂しいものはない

自由の本質はどこにあるのか。これはとても難しい問題です。毎日好きなだけ寝ていられるフリーターが本当に自由なのか。通勤電車に揺られて会社へ運ばれるサラリーマンが自由なのか。その答えを出すことは至難なのです。

【井上ひさしの芝居】難しいことをやさしく深く伝え続けた真の作家魂

作家井上ひさしの仕事は多岐にわたります。小説の執筆はもちろんのこと、多くの時間を戯曲の制作に費やしました。浅草フランス座で学んだ芝居作りが後のこまつ座創設に引き継がれたのです。彼の作り出す舞台は人間愛に彩られたすばらしいものばかりです。