【願氏家訓・子孫への戒め】書物を読み学ぶことを続ければ生を全うできる

『願氏家訓』という漢文の本を読みましょう。子孫への戒めとして書物を読み学ぶことを続ければ生を全うできるというのが、その趣旨です。現代は効率優先の時代です。本を読む人の数も減ってきました。

【蜜柑・芥川龍之介】疲労と倦怠の日を送る作家が生の意味を垣間見た瞬間

芥川龍之介の短編の中から1作を選んでみましょう。『蜜柑』はどうでしょうか。ほんとうに短い作品ですが、当時の芥川の心理状態を見事に描き出しています。奉公にでる少女が、汽車の窓を開けて蜜柑を投げたというだけの話ですが。名作ですね。

【清光館哀史・柳田國男】生の苦痛と熱狂を秘めた歌垣が鎮魂歌になる夜

柳田國男は日本民俗学を作り上げた人です。彼の著作にはさまざまなものがあります。その中でも高校の教科書に載っている「清光館哀史」を取り上げます。かつて泊まった宿屋は既に没落してなくなっていました。旧盆の夜に歌われた歌を柳田は追いかけたのです。
学び

【2021年度小論文最新予想】生の意味と持続可能性【コロナ禍】

2021年度入試にはどのようなテーマがでるのでしょうか。予想してみましょう。最大のキーワードはコロナ禍です。そこから人間の生きる意味を問う問題が出ます。その他、持続可能性のテーマを外すことができません。必ず中心的な問題のテーマになります。