本 【盲亀浮木・今鏡】人がこの世に生まれることの不思議こそがラビリンス 盲亀浮木という言葉を知っていますか。仏教の経典からとった表現です。盲目の亀が大海に浮かんだ木につかまることの困難さを示したものです。それだけに木につかまった時の幸福度を想像してみてください。『今鏡』に所収されています。 本
学び 【詩的リズム・音数律】促音1つで表現効果に差が【汚れつちまつた悲しみに】 中原中也の詩のなかでも有名なのが「汚れつちまつた悲しみに」です。しかしこれを筆写した小林秀雄は「つ」を抜きました。促音を意識して抜きました。そこにどのような考えがあったのかを追求していったのかが、興味深いです。ご一読ください。 学び